US時間2025年2月19日に公開された「Search and import data with Copilot in Excel」によれば、Excel において、Copilot が Word、Excel、PowerPoint、PDF ファイルを参照できるようになり、データ収集と分析プロセス全体がより速く、よりシンプルに、より直感的になったと言った記事が紹介されました。
Excel における Copilot の分析機能において、その情報収集の範囲が、
- Webコンテンツ
- 内部コンテンツ
- 組織情報
- 別のExcelファイルからのデータ
と広がり、時間もかかり複雑なデータ収集と分析プロセス全体がよりスムーズにこなせるようになるとのことです。
ブログの中では、「Scenarios to try」として、
- “Search the web for an itinerary for a month-long trip to Europe in a table format.”
- “Search the web for a list of 15 intermediate-level vocabulary words in Spanish and their translations.”
- “Show me next week’s meetings and to-do items in a table.”
- “List yesterday’s emails in a table, with sender, subject line, and importance.”
といったプロンプトを試してみるようにと一例も上がっておりました。
【対象製品】
以下のバージョンを使用している Beta Channel ユーザーが対象となります。
- Windows: バージョン 2503 (ビルド 17729.20000) 以降
- Mac: バージョン 16.87 (ビルド 24053110) 以降
【既知の問題】
さて当然ながら現段階ではまだ Beta Channel ユーザー向けに提供されている内容なので、いろいろ制限もあったりします。
- 更新可能なデータのインポートは、SharePoint または OneDrive に保存されているテーブルを含む Excel ファイルでのみ
- ワークブックデータのアドレス指定と外部データの同時要求は、まだ完全にはサポートされていません
当然ながら、Copilot のサブスクリプションが利用できることが必須なわけですが、組織内の情報にアクセスするためには、法人向けの Copilot の契約は必須となります。
<参照>
【関連する記事】
- 2つ目のファイルを開こうとすると開くのに時間がかかる
- Excel のパフォーマンスが低下する
- ダークモード の切り替えコマンドが追加されます【Excel】
- Excel で書式設定をしても全く設定が反映されない
- Office の基本操作 Vol.2024-12-1 日付が変わる? Excel..
- テキスト データの分析に使用できる 3 つの新機能 〜 Excel
- 「セルにフォーカス」機能が一般向けにロールアウト開始
- 再計算の必要性を通知する【EXCEL】
- Excel に導入された「パフォーマンスチェック」ツールを使ってみる
- Excel ファイルをブックまとめてPDF化する際にファイルが分割されてしまう