PDFファイルのアイコン。Adobe Acrobat Reader のものだったり、PDFと赤い帯がかかったアイコン(Microsoft Edge)であったりと、ご利用環境によって様々です。
Windows の標準機能でも、JPEGや、PNGなどの画像ファイルはサムネイル表示と言って、なんとなくその内容がイメージできそうなアイコンにすることが出来るわけですが、PDFはどうか?というと、上記の画像のようなアイコン表示になっているケースが多々あるかと思います。
【サムネイル表示とは?】
「[Windows 11] 画像のアイコンが縮小版(サムネイル)で表示されません」(富士通)にもありますが、画像などは Windows の標準機能を利用して、ファイルのアイコンをサムネイル表示に切り替えることが可能です。
- エクスプローラーのオプション(フォルダオプション)を開いて、表示タブ>詳細設定 の中の、「常にアイコンを表示し、縮小版は使用しない」をオフにする
- エクスプローラーの表示メニューから、「表示」を開いて、「中アイコン」より大きな設定を選択する
とすれば、サムネイル表示が可能になります。ただしPDFファイルについては、これでも変わりません。
【Adobe Acrobat Reader の導入が必要】
PDFファイルの場合には、無料で提供されている「Adobe Acrobat Reader」を導入することで可能になります。
- まずは、上記の Adobe Acrobat Reader のサイトから無料のプログラムをダウンロードしてインストールします
- さらに、PDF ファイルを開くための規定のプログラムも Adobe Acrobat Reader に変更しておきます
- Adobe Reader を起動し、「メニュー」>「環境設定」と開きます
- 「一般」>「Windows Explorer でPDFサムネールのプレビューを有効にする」をONにします
- 画面を下にスクロールして、最下部にある「OK」をクリックし、環境設定の画面を閉じます
- すると機能追加のダイアログが表示されますので、"はい" をクリックします
以上の設定を完了すると、PDFファイルは、JPEGなどの画像ファイル同様にサムネイル表示が可能になります。
もちろん PDFビューワーや、PDFを編集できるようなアプリが導入されている場合には、そちらがデフォルトになっていたりするケースもあるかもしれませんので、その場合には、そうしたプログラムで同様の設定がないか? 確認してみてください。
<参照>
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