今日は、Windows Update の日。
- Windows の更新プログラム
- Microsoft Office の更新プログラム
- Microsoft Store 経由で配信されている更新プログラム
と、今年最後の更新プログラムの提供が始まっています。もっとも今年最後になればいいのですが... それはまだ今後次第なので何とも言えないところ。
さて本日の様に Windows Update の更新プログラムが到着しているPCには、タスクバーの通知領域に、以下のようなマークが表示され、さらにマウスをポイントすると更新の確認を促すメッセージがポップアップして表示されます。
Windows 11 の場合、もちろんこの設定は
タスクバーを右クリック > タスクバーの設定 > その他のシステムアイコン
と開いて、「Windows Update の状態」が ON になっていないと表示はされませんが、基本的にはデフォルトで「ON」になっているはずです。
【Update が済んだはずなのにまだ表示される】
さて Update を終えて、PCも再起動したはずなのにまだ以下のようなアイコンが表示されるケースがあります。
クリックしてみると、Windows Update の画面が表示されるわけですが、画像をご覧いただければお判りいただけると思いますば、Windows 11 Ver.24H2 の更新をまだ行っていないと表示されるものです。
先日「Windows 11 Ver.24H2 へのアップデート」の中でもご紹介したように、Windows 11 Ver.24H2 は新たなステージに突入。自動で更新まではされないものの、利用可能なデバイスには「ダウンロードとインストール」のボタンが表示されるようになりました。
もちろんまだインストールを見送りたい... という場合には、そこをクリックしない限りインストールはされないわけですが、タスクバーの通知のところにも表示されるようになったわけですね。
先日も Ver.24H2 については 「Outlook が Microsoft Outlook 用の Google ワークスペース同期で起動できない場合があります」という新たな不具合が確認されてもいますが、これもその対象はこの機能を利用している一部の人で大半の人は関係ありません。一方で、本日の Update にて提供された KB5048667 において既知の問題であった「eSCL スキャン プロトコルをサポートする USB デバイスは検出できない可能性があります」が解決に至っております。
急いで Update する必要もないのですが、タスクバーの表示が気になるようであれば、「タスク バーの通知領域をカスタマイズする」を参考に、「Windows Updateの状態」をOFFにしておいてください。
<参照>
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