このブログでも、classic Outlook に、Copilot の提供がスタートしたことや、Microsoft Designer をフルで活用するには Copilot のサブスクリプションが必要になることなど、「Copilot」というキーワードが登場しておりました。
「Copilot」は、Microsoft が提供する 生成AIを利用したサービスの総称になります。今更 "Copilot" について説明されても... という方も多いでしょうけど、まだまだ Copilot って何?という方もいらっしゃるでしょう。そんな皆様には、「Copilot Lab」や「Microsoft Copilot」といったサイトをご覧いただくとよろしいかと思います。
【有料版と無料版】
「Microsoft Copilot」のサイトなどにもありますが、"Copilot" には無料版と有料版があります。
なので無料でお試しいただくことも可能になっています。
有料版については、
- 個人向け:Copilot Pro
- 法人向け:Copolot for Microsoft 365
といったものが用意されています。
無料版と有料版、さらには個人向けと法人向け といったその契約内容によって利用できる範囲が異なるわけですね。
個人向けの「Copilot Pro」を見てみると、無料版と有料版の違いについてわかりやすく説明されています。
ちょっと驚きでもあるのが、OpenAI の chatGPT の場合には、有料版ではないと利用できない GPT-4 Turbo へのアクセスが、Copilot だと無料版でも多少制限はあるものの利用できるところです。
当然、有料版と無料版では利用できる範囲が異なるものの、無料版でまずは試してみてという場合でも、Microsoft アカウントさえあれば気軽に利用できるのはいいところです。
【Windows Copilot や Microsoft Edge の Copilotも】
Winodws 10 や Windows 11 の場合には、Windows Copilot もありますね。こちら最初からOSに統合化されて提供されています。
Windows 11 であれば、Microosft アカウントでサインインしていない、いわゆるローカルアカウントでも利用可能になっています。Windows 10 の場合には、まだすべての人がローカルアカウントで利用できる状況にはなっておりませんが、今後は、ローカルアカウントでも利用可能になるようです。
また、Microsoft Edge を起動しても、右上には Copilot のアイコンもありますので、こちらからも利用可能になっています。
検索するような感覚で気軽に質問をしてみると、Copilot がWeb上の様々な情報をもとに回答を表示してくれます。まずはそうしたところから使ってみてもいいですよね?
-- 法人向けにはこんな情報も?
Microsoft の TechCommunity Blog では、「Copilot in Microsoft 365 – Support Tips」や「Copilot for Microsoft 365 – Support Tips, Part 2」といったサポート情報も提供されています。
あいにく英語版しかありませんが、Microsoft Edge であれば、翻訳機能を利用すれば日本語に翻訳して読むことも可能ですので、ぜひ参考にしてみてください。
<参照>
AIを活用するなら、それなりにPCにもPowerが求められる!