2024年05月31日

Office の基本操作 Vol.2024-05-1 PowerPoint で "発表者ツール" を利用する

PowerPoint でスライドを作成。本番前には皆さん入念にリハーサルなども行われることでしょう。

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さてそんな PowerPoint で作成されたスライドのチェックですが、ノートPCなどで通常作成していると、画面は目の前にあるノートPCの画面のみになるので、通常スライドショーを実行してリハーサルをしてみると、画面には以下のようなスライドが表示されます。

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この画面、おわかりいただけるように、発表者のスライドを見ている参加者向けの画面になります。多くの場合実際にPCをスライドプロジェクターなどでつないで、スライドシーを実行すると、発表者の手元には、"発表者ツール" と言う画面になります。

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上記のように、ノートPCなど手元のところには、のような発表者ツールの画面が、そして参加者が見ているスクリーンには、のようなスライドが表示されるわけです。

もちろんモニターが2台以上接続されている環境では、同様に発表者ツールは表示されるわけですが、ノートPC一台であっても、本番に向けてのリハーサルを行うという点では、やはり発表者ツールで確認したいわけです。


【「発表者ツール」を活用する】

プレゼンテーションを開始してノートを発表者ビューで見る」の中でも紹介されていますが、発表者ツールとは、1 台のコンピューター (ノート コンピューターなど) には発表者のノートを表示し、参加者が見る (スクリーンなど) 別の画面ではスライドのみを表示するという "プレゼンテーション" 用に用意された PowerPoint の機能になります。

-- 発表者ツールを起動する:

さて、ノートPC 1台 しかないからといって、発表者ツールが利用できない.... そんなことはありません。

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手順:

1) PowerPoint のスライドを呼び出して、スライドショータブから、スライドショーの開始グループにある "最初から" あるいは "現在のスライドから" のいずれかを選択

2) スライドショーが始まったら、スライドの上で右クリックした、「発表者ツールを表示」をクリックします

すると手元の1画面しかないノートPCなどでも、発表者ツールの画面に切り替わります。


-- 各種ツールを活用する:

発表者側の画面では、以下のような機能が利用できます。

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スライドの移動ボタンも含めてこの部分のことを「コントロール」と言います。
  • ペンとレーザーポインタツール
  • すべてのスライドショーを表示
  • スライドの拡大
  • スライドのカットイン・カットアウト
  • 字幕の書き換え
  • カメラ
  • その他スライドショーオプション
で構成されています。

こうしたツールを使用して、本番さながらのリハーサルを試せるわけですね。



<参照>




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posted by クリック at 20:33| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | PowerPoint | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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