Windows では当たり前のようにやっているような操作でも、余りて慣れていない macOS だと、"あれ?" ってなることはちょくちょくあったりします。
冒頭のタイトルにもありますが、この "ファイルの関連付け" について、それも macOS 版として取り上げてみました。
Windows に関しては、このブログでも
- Windows の基本操作 Vol.2022-04-3 ファイルの関連付け(2022年04月26日)
- ファイルの関連付けを元に戻したい(2017年11月08日)
- ZIPファイルの関連づけをIEに変えてしまった(2012年03月05日)
といった形で何回か取り上げているファイルの関連付け。昔からこの関連付けが変わってしまうようなトラブルは、よくあることで昨今でもその状況は変わりません。
ところでこの "ファイルの関連付け"。つまりはどのデータはどういったプログラムで開くのか? といった連携ですが、当然のことながら macOS にもあります。先日も、mac をご利用の方から、PDFファイルが開けない... という相談があって、確認してみるとその要因は "ファイルの関連付け" でした。PDFファイルの関連付けが、テキストエディット になっていたため、PDFファイルをダブルクリックしても開けなかった... そんな状況でした。
さて改めて考えてみると macOS で "ファイルの関連付け" って? そういえば、あまり関連付けの変更ってやったことがないな?ということで、今回はこのファイルの関連付けの変更と、その方法について、備忘録を兼ねて取り上げてみました。
【"情報" ウィンドウからの変更】
ではまず手始めにオーソドックスな、"情報を見る" ウィンドウからの設定変更についてご紹介します。
1) 該当のデータを選択し、ファイル>情報を見る あるいは、Control キーを押しながら、該当のファイルをクリックして、"情報を見る" をクリックします
2) "このアプリケーションで開く" をクリックすると、現在の既定のアプリ名が表示されますので、こちらをクリックして、アプリを変更します
3) アプリが変更できたら、"すべてを変更" をクリックすると、"同じ種類の書類はすべて〜で開くように変更してよろしいですか?" と表示されますので、"続ける" をクリックすれば、既定のプログラムの設定が変更されます
【"コンテキストメニュー" を利用した方法】
いわゆるショートカットメニューからの方法です。
1) アプリのアイコンを、Controlキーを押しながらクリックします
2) 表示されたメニューから、"このアプリケーションで開く" をクリックします。さらにこの際に、Opttion キー を押すと "常にこのアプリケーションで開く" という表示になりますので、この状態で、アプリケーションを選択すれば、既定のアプリケーションが変更できます
3) また "このアプリケーションで開く" をクリックして、"その他" を選択すると、"〜を開くアプリケーションを選択してください" と言うダイアログボックスが表示されますので、アプリを選択し、さらに "常にこのアプリケーションで開く" を "ON" にしてから、"開く" をクリックすることでも既定のアプリの設定を変更できます
【Finderメニューから変更する】
内容的には、コンテキストメニュー を利用した方法と一緒ですが、該当ファイルを選択して、Finder のファイルをクリックすると、"このアプリケーションで開く" と言うメニューが表示されます。ここでも、Option キーを押せば、"常にこのアプリケーションで開く" という表示に変わるので、この状態でアプリを選択すれば関連付けを変更することが可能です。
また同様に、"その他" をクリックすれば、別途ダイアログボックスが表示されるので、アプリを選択し、"常にこのアプリケーションで開く" を "ON" にしてから、"開く" をクリックすることでも 既定のアプリ の設定を変更することができます。
ということで、今回は macOS でのアプリの関連付けについて取り上げてみました。
<参照>