いつものようにアプリを起動してみると、"あれ? いつもの画面じゃない...."
今回はこんな事例をご紹介いたします。以下の画像は、Excelの画像ですが、いつものようにExcelを起動したら画面が真っ黒.... あわてちゃいますよね?
上の例は、Excel for Microsoft 365 の例ですが、左の画像が実際の画像で、右の画像が、通常の画像になります。
左のように黒い画面は、"ダークモード" という設定がされた状態です。
【"ダークモード" とは?】
ではまずこの "ダークモード" から説明していきましょう。
「誰もが使えるアクセシビリティ」にもあるように、"ダークモード" は Windows の "アクセシビリティ" 機能の一つとして提供されている機能。画面の明るさを調整して、長時間画面の前で作業しないといけないようなケースなどに、外観や品質を損なうわずに作業できるよう、かつユーザーの視覚の負担にならないように調整するための機能です。
【現在の設定及び、その設定方法】
-- Windows 10 の場合:
1) デスクトップ上の何もないところで右クリックして、"個人設定" をクリックして開きます
2) 左ペインの "色" をクリックすると、"色を選択する" という項目がありますので、こちらをクリックして
"ライト"、"ダーク"、"カスタム" のいずれかを選択します
"ライト"、"ダーク"、"カスタム" のいずれかを選択します
** ちなみに "カスタム" を選択すると、Windows の既定の設定と、アプリの設定を別々に設定できるようになります。
-- Windows 11 の場合:
1) デスクトップ上の何もないところで右クリックして、"個人設定" をクリックして開きます
2) 個人設定のが面が表示されたら、"色" をクリックします
3) "色" の選択画面になったら、"ライト"、"ダーク"、"カスタム" のいずれかを選択します
** ちなみに、Windows 11 でも同様にカスタムを選択すると
Windows の既定の設定と、アプリの設定を別々に設定できるようになります。
【Windows 以外の設定】
実はこのダークモードの設定は、ご紹介したような Windows 側の設定の他にも、アプリによってもその設定ができるケースがあります。例えば、Microsoft Office 製品にはその設定がありますので、Windows の設定は "ライトモード" なのに、Word や Excel などのアプリを開くと画面が黒い... そんな場合には、アプリ側にそうした設定がないか?確認する必要があります。
-- Excel for Microsoft 365 の例:
Excel を例にとってご紹介しますが、Microsoft Office 製品の場合には、Word でも、PowerPoint でも同様です。
1) まずは、Excel を起動し、ファイル>オプション とクリックして、"Excel のオプション" のダイアログを表示します
2) 左ペインの "全般" をクリックして、右ペインを下にずらすと "Microsoft Office のユーザー設定" という項目がありますので、
ここの、"Officeのテーマ" のところで、設定を変更します
ここの、"Officeのテーマ" のところで、設定を変更します
3) 変更が完了したら "OK" をクリックしてダイアログを閉じます
** ここで設定したものは、Excel のみではなく、Microsoft Office すべてにその設定が反映されます
-- メモ帳にもある:
ちなみに Windows 11 だったりすると、この設定は、"メモ帳" にもあったりするんですよね?
<参照>
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