2024年03月24日

Microsoft 365 Family を家族で共有する Part 3 〜 サブスクリプションを共有する

さてこれまでに、
と、その導入まで見てきました。

さて今回は、こうして導入したサブスクリプションを共有する方法についてみていきます。


【サブスクリプションを共有する】

Microsoft 365 Family は、最大6名までのユーザーで共有できる非常にお得な家庭向けのサブスクリプションです。

サブスクリプションのオーナーでもあり、管理者となるアカウントをご利用の場合には、Microsoft 365 Personal などと同様、"サービスとサブスクリプション" の画面に入って、"Word、Excel、PowerPoint などのプレミアムな Microsoft 365 アプリをデバイスにインストールします" のところをクリックすれば、インストールに進むことができます。

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さて問題は、Microsoft 365 Family なわけですから、サブスクリプションをどうやって他の人と共有するか?ということになりますね。

では具体的にその共有の流れを見ていくことにしましょう....

1) まずは "サービスとサブスクリプション" の画面にアクセスし、ご使用の Microsoft アカウントにて サインインします。"ご利用のサブスクリプションは、最大5人の他のユーザーと共有できます..." をクリックします。前回も最後にご紹介したような、"特典を共有する" という画面が表示されます

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2) 最大5名のユーザーを招待することができるわけですが、その方法は、"リンクをコピー" あるいは "招待のメール送信" のいずれかで行います。その招待を承諾すると招待されたユーザーがファミリーグループに追加されて、自分のアプリにアクセスができるようになります

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【ファミリーグループとは?】

さてこの招待の流れの中で、上記の画像の中でもありましたが "ファミリーグループ" といった新たなキーワードが登場しました。

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"ファミリーグループとは" のリンクをクリックすると、上記右の画像のようなポップアップが表示されます。
  • ファミリーオーガナイザー:メンバーの管理を行ういわゆるサブスクリプションのオーナーになります
  • ファミリーメンバー:サブスクリプションのオーナーとなるオーガナイザーから招待されたユーザーのことを指します
ファミリーオーガナイザーは、メンバーの追加、削除、制限とアクセスの許可の管理、アクティビティレポートの表示を行うことが可能です。

さて、ファミリーメンバーとして招待されたユーザーが注意しないといけないのは、「Microsoft 365 Family サブスクリプションを共有する」にもありますが、招待を受けたら、48時間以内にその招待を承諾しないといけません

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この招待を承諾して受諾するとインストールが可能になります。その間、ファミリーオーガナイザーとなる人の Microsoft アカウントの "サブスクリプションの共有" 画面には、承諾するまでの間は、"保留中のリンク" といった形でその状況が確認できます。

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招待を受けたユーザーは、「Microsoft 365 Family サブスクリプションを共有するように招待されたユーザー」にもあるように、招待を受諾し、Microsoft アカウントにてサインインしてOfficeのインストールという流れになります。

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今回のサブスクリプションの共有によって、招待した他の人が自分の OneDrive にアクセスできてしまうのか?とご心配になる方もいらっしゃるようですが、「Microsoft 365 Family サブスクリプションを共有するように招待されたユーザー」の最後にある "よく寄せられる質問" などもご覧いただければ、このあたりについて、ご心配いらないことはご理解いただけるかと思います。


【ロールの設定】

さて招待されたユーザーが、奥様だったり、遠方にお住いのご両親だったりと、大人ならこれで終わりでいいわけですが、小さなお子さんだったりする場合には、さらに "ファミリに招待" をクリックして、その "ロール"(権限)の設定をすることも可能です。ただし、この部分はあくまでも任意です。

これによりどんなことが可能になるか?については、「Microsoft Family Safety の概要」をご参照ください。


ということで、Part 3 では、Microsoft 365 Family のサブスクリプションの共有までの流れをご紹介いたしました。


<参照>



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