先日、「Things to look forward to in the new Outlook for Windows」と題して、Outlook チームより、先日一般向けにリリースされた"新しいOutlook for Windows" の今後追加される機能について紹介されておりました。
ブログの中、いきなり冒頭で "The new Outlook for Windows is the future for both the Mail and Calendar apps in Windows and the classic Outlook for Windows." (新しいOutlook for Windowsは、Windowsのメールとカレンダーアプリ、そしてクラシックなOutlook for Windowsの両方の未来)と触れており、Outlook チームの、"New Outlook for Windows" に対する熱い思いが伝わってきます。
**ちなみに、"classic Outlook for Windows" とは、Microsoft Outlook のことで、Outlook 2013/2016/2019/2021/365といった製品を指しています。
【現在取り組んでいる機能】
ブログの中で、"Some of the many things we have in the works" つまり、現在取り組んでいることとして紹介されているのが以下のものになります。
これを見てみると、クラシックOutlook for Windows からの移行において大きなポイントになる
- POP3アカウントサポート
- PSTファイルサポート
といったものも確認できます。
この他にも、
注目のコパイロットへの対応の他にも、EMLファイルのサポート、MSGファイルのサポート 、メールや添付ファイルをデスクトップにドラッグ&ドロップによる操作など、こんなことまで取り組んでいるんだ?と思えるものからこんなこともまだできなかったのかぁ... というものまでいろいろあります。
【新しいOutlookの最近の改善点】
"新しいOutlook" for Windows も、Preview版として登場して、その後機能が追加されて、先日 "新しいOutlook" として、"PRE" が取れて "NEW" に変わって一般向けにリリースされました。
そんな最近の改善点という部分を見てみると、
- Gmail、Yahoo、iCloud、IMAPアカウントのサポート
- フォルダの検索 などなど
が紹介されています。
【今後の予定は、Microosft 365 ロードマップにて確認】
Microosft 365 ロードマップではこうした新しい機能などの予定が確認できるので、こちらを通じて確認するように紹介されています。
ここで紹介されている内容的には、USサイト、JPサイトともに特に違いは見受けられないようです。
Microsoft 365 ロードマップに掲載されている機能は、比較的はっきりしているもののようですが、現在検討中の機能についても、ある程度ロールアウトの期日がはっきりしてくるとロードマップに公開されるようなので、定期的にこうしたところをチェックしておくことも大切ですね。
<参照>
【関連する記事】
- Thunderbird に outlook.com のアカウントを追加する
- Thunderbird と OAuth2.0
- Yahoo メールで、外部メールサービスからのアクセスについても、TLS1.0/..
- Gmail を利用していたら、"〜年分のGmailの履歴にアクセスできなくなる可..
- Google のメール送信のガイドラインの強化
- Yahooのメールボックスの容量の対象範囲が変更
- Microsft Outlook のメールが届かない あるいは 勝手に削除される..
- 新しいOutlook のその後
- 新しい Outlook for Windows がついにリリース!(続報)
- 新しい Outlook for Windows がついにリリース!