新しい Outlook for Windows が正式にリリースされておおよそひと月たちました。
"PRE" のついたアイコンから "NEW" に代わって、リリース当初からすると順次機能も更新されてきました。さらに、Windows 10 や Windows 11 で、メールアプリを起動すると時々「メールと予定表が Outlook になります!」なんてポップアップも表示されて、新しいOutlook への案内が表示されたりすることも多くなりました。
"詳細を表示" をクリックすると「Windows メール、予定表、People が Outlook になりつつある」というサイトが表示されたりします。
さてそんな "新しい Outlook" の現在の対応状況が、Outlook チームのブログで公開されていましたのでご紹介させていただきます。当然というか? Outlookチームの Technet のブログは、ここ最近は "新しいOutlook" の話題が中心になってます。
【アカウントタイプの対応状況】
US時間10月4日に公開された「nstalling the new Outlook for Windows」によれば...
PREVIEW版が出た当初から比べるとだいぶ対応できるようになってきて、"POP" アカウントへの対応がまだだけのようです。
この点については、今回 Windows 10 のメールアプリを起動した際に表示されたポップアップから、"詳細の表示" をクリックして表示された「Windows メール、予定表、People が Outlook になりつつある」でも同様に説明されておりました。この中でもありますが、"POP" への対応も "今後数か月以内に、POP 接続のサポートをリリースします" のようなので間もなくっていうところなんでしょう。
またこのサイトの冒頭にも「2024 年以降、Windows 11デバイスには、すべてのユーザーが使用できる既定のメールボックス アプリケーションとして、新しい Outlook for Windows が無料で出荷されます」とあるように、2024年以降は、Windows 11 の場合には、現在のメールアプリはなくなって、"新しいOutlook" に移行することになります。
【Outlookの機能の違い】
ちょっと前までは、"Outlook" と言えば "Microsoft Outlook" のみでしたが、その後、"hotmail.com" が、"Outlook.com" に変わり、こちらも "Outlook" になり、OWA(Outlook Web App)とも、Outlook on the web とも言われるようになり、あちこちで "Outlook" が使用されるようになったことから、一言で "Outlook" といっても、どれを指すのか?わかりずらくなってきました。
さてそんな様々な "Outlook" で、どう機能が違うのか? これについては、「新しい Outlook for Windows の概要」の中で紹介されています。
当然ながら、"Outlook" とはいえメールアプリの延長線上にあるのが、今回の "新しいOutlook" でもあることから、現段階では Microsoft Outlook とも異なるので、Microsoft Outlook でサポートされていた "PST" ファイルについてはサポートされていません。
ただし上記にもありますが、まだ詳細は明記ありませんが、今後データのインポートなどができるようになる可能性はあるようです。
<参照>
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