Web版 Excel (Excel for the web)にて、PowerAutomate の利用が可能になりました。新たに "自動化" タブが用意されているようです。
US時間10月5日に公開された TechCommunity の Excel チームのブログによれば、この機能、ユーザーはまだ限定ですがすでに利用可能になっているようです。
--利用対象:
・Microsoft 365(EDUライセンス、E3/E5)
* その利用対象が限定されています。一般ユーザーは利用できません
* その利用対象が限定されています。一般ユーザーは利用できません
PowerAutomate というどちらかといえば業務効率化を念頭に置いた機能でもあるので、現時点ではその利用対象が学校などの教育機関や、大企業向けの E3/E5 というユーザーに限定されているようです。
ただしこちらの環境でご利用のユーザーの方はすでに利用可能になっています。
--自動化タブを開く:
Excel for the web を起動すると、"自動化" タブがあります。こちらを開くと、"フロー テンプレート" グループに、"作業の自動化" と言う項目がありますのでこちらをクリックします。
"作業の自動化" にマウスをポイントすると、「PowerAutomateを使用してフローを作成し、反復タスクを自動化します」と表示されます。
"作業の自動化" をクリックすると右側に作業ウィンドウが表示され、PowerAutomateのポピュラーなテンプレートが表示されます。
今回こうして、事前に作成されたテンプレートへのアクセスが提供されるようになりました。
最後にある "See all templates" をクリックすると....
テンプレートの一覧の画面になります。
ブログの中では、その一例として、"Excelワークシートのエイリアスに受信メールを監視する" というテンプレートを使えば、Eメールから顧客からのフィードバックを自動的に取得。Web用Excelワークシートに保存。このテンプレートを使えば、企業は顧客からのフィードバックを一元的に追跡することができ、顧客ニーズへの対応や顧客満足度の向上が容易になるだろうとあります。
PowerAutomateに関しては上記サイトを参照するように紹介されております。
先日の Python といい、今回の PowerAutomate といい、業務効率の改善に向けて Excel はどんどん進化していくようです。
<参照>
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