Word for the web において、以下のようなショートカットが利用できるようになるようです。
Word で作成中の資料などで、複数の画像や図形などのオブジェクトがある場合、もちろんクリックして選択すればそれでもいいですし、またオブジェクトの選択などのサイドバーを出して作業をすれば、オブジェクトの選択も簡単に行えますが、これはあくまでもデスクトップ版でのお話。
上記の左の画像は Word for mac のデスクトップ版の例ですが、レイアウトタブ>選択ウィンドウ とクリックすれば、画面右端の作業ウィンドウにオブジェクトの選択画面が表示されます。右のWindows 版の Word でも、レイアウトタブ>オブジェクトの選択と表示 とクリックすれば、選択ウィンドウが表示されます。
これに対してこれまで Word for the web(web 版)の場合にはここまでの機能がないので、複雑な図形や複数の図形が挿入されて利用している中で、特定の画像を選択したい時には、なんとか?クリックして選択していくしかありませんでした。
こうした画像の選択や、移動が、キー操作でできるようになりました。
-- キーボードだけでグラフィック間を移動する:
要するにショートカットキーによるオブジェクト間の移動という操作になります。
1) 最初の画像を選択する:
- Windowsの場合: Ctrl+Alt+"G"
- Macの場合: Cmd+Alt+"G"
2) 別のオブジェクトに移動する:
- Windows / Mac 共通: Tab
3) 前のオブジェクトに戻る:
- Windows / Mac 共通: Shift+Tab
* 操作に当たって:
- Ctrl+Alt+"G" を押すと、現在の選択範囲がどこにあっても、常にドキュメント内の最初のグラフィックが選択されます。
- Ctrl+Alt+"G" のショートカットは、インラインやフローティングを含むすべてのグラフィックタイプで機能します。
ただし、ヘッダーやフッターの編集画面になっている場合、イメージナビゲーションはそれらの領域内にとどまるようです。
今回の機能については、Word for the web をご利用のすべてのユーザーにて利用可能なものです。
<参照>
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