2023年07月12日

Windows の基本操作 Vol.2023-07-2 スクリーンショットの撮り方 〜 Windows 11 編 

前回は、Windows 10 におけるスクリーンショットの取り方について確認してみました。


さて今回は、Windows 11 におけるスクリーンショットの取り方について確認してみます。基本的には、Windows 10 とほぼ一緒ですが、Windows 11 だからできることもあったりします。


【Print Screenキーによる方法】

従来からあるスクリーンショットの撮り方は、Windows 10 同様健在です。ただし、現在の Windows 11 では、Snipping Tool が起動してくるようになっています。
  • Print Screen
ただし、
  • Altキー + Print Screen
については、現在の最新版でもある Windows 10 Ver.22H2(ビルド22621.1992) では、デフォルトでは利用できなったようです。

それは以前に「スクリーンショットの撮り方が、Snipping Tool に統一される」でご紹介しましたが、Insider Build ではありませんが、すでにこの機能が実装されているようです。

Windows 10 では、この機能はデフォルトでは有効ではありませんが、Windows 11 では、すでにデフォルトで有効になっているようです。


-- 設定を解除する:

20230712-1-1.jpg

スタート>設定>アクセシビリティ>キーボード

と開くと、"Print Screenを使用して Snipping Toolを開く" がオンになっていますので、こちらをオフにすると、従来のような
  • Print Screen:画面全体をキャプチャー
  • Alt + Print Screen:選択したアクティブウィンドウのみをキャプチャー
が可能になります。

また、Windows 10 の時にもご紹介していますが、
  • Windows キー + Print Screen:画面全体をキャプチャー
  • Windows キー + Alt + Print Screen:選択したウィンドウをキャプチャー
とした場合には、キャプチャーした画像は、ピクチャーフォルダ内の "スクリーンショット" フォルダに保存されます。

20230712-2-3.jpg

Windows キー+Alt+Print Screen の場合には、上記のようなポップアップが表示されたのち、ビデオフォルダ内の "キャプチャ" フォルダ に保存されます。ちょっと保存される場所が異なるので注意が必要です。


【新たな機能としての "Snipping Tool"】

従来より、Snipping Tool をご利用の方にとってみれば、簡単に呼び出せるようになるので非常に便利です。ただし、よく見れば同じ Snipping Tool でもその機能に違いがあることもおわかりいただけるのではないでしょうか?

-- スタートメニューから Snipping Tool を起動した場合:

20230712-1-2.jpg 20230712-1-3.jpg

上記にあるようなツールバーが表示されます。ツールバーには動画の撮影機能もあります。


-- Print Screen キーで呼び出した Snipping Tool:

20230712-1-4.jpg

画面が暗くなって、Snipping Tool が起動し画面の範囲などを選択するツールが画面上部に表示されます。

つまりは、あくまでも画面キャプチャーのための機能としての Snipping Tool が起動してくるだけで、Snipping Tool を利用して動画として画面をキャプチャーしたい場合には、やはりスタートメニューからたどるなどして起動する必要があるわけです。

Windows 10 までの Snipping Tool にはこうした動画として記録する機能はないので、ゲームバー(Windowsキー+"G")などを利用する必要があるわけですが、Windows 11 の場合には、画面上の操作方法などを気軽の録画するツールとして、この Snipping Tool が利用できるわけですね。

以前にも、「Snipping Tool はなくなる予定」なんて取り上げたこともありましたが、Windows 10 の場合 「切り取りとスケッチ」何て言う機能が登場した際には、「Snipping Tool」 に変わって、この「切り取りとスケッチ」がデフォルトの画面キャプチャーツールになるよなんて?話もありましたが、結局のところ 「Snipping Tool」 に落ち着いた感じです。


【"クリップボードの履歴" はやはり有効にするべき】

Windows 10 の際にもご紹介した「クリップボードの履歴」。クリップボードを拡張して利用可能な機能は、Windows 11 でも当然ながら利用可能です。

20230712-2-1.jpg

これまで通常のクリップボードの場合には、1つしかメモリ上に保持できず、次のものがコピーされると、その前のものが自動的に削除されてしまいましたが、これを利用すれば、25個まで保持できるのと、ピン止めしておけば、頻繁に使用するものを保持することも可能になりますので、非常に便利な機能です。

-- クリップボードの履歴を有効にする:

20230712-2-2.jpg

通常は、Windows キー+ "V" で有効になります。
ただしこれでも機能しない場合には、

スタートボタン>設定>システム>クリップボード

と開くことで、有効・無効 の切り替えも可能です。


【2023/7/12 一部内容を追加修正】


<参照>




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posted by クリック at 10:38| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows11 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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