2023年06月20日

"Microsoft 365" のサービスの違い

以前にもご紹介しましたが、OneDrive の容量を追加するサービスが、以前までは "OneDrive Standalone 100Gb" だったものが、"Microsoft 365 Basic" というサービス名に代わりました。

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そして、PCには、"Microsoft 365" なんていうアプリもあったりします。

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もちろんご存じのように、Word や Excel、PowerPoint などといったアプリのサブスクリプション版は、個人向け、法人向け製品をひっくるめてすべて "Microsoft 365" と呼ばれている統合パッケージとなっています。

何でもかんでも、"Microsoft 365" というサービス名になりつつある Office パッケージ。PCの中にあふれる "Microsoft 365" って、何が違うのか? 取り上げてみました。


【"Office 365" から "Microsoft 365" へ】

Microsoft 365 という名称の始まりの元を辿ると、やはり "Office 365" から、"Microsoft 365" と変わったことに始まるんでしょうね。それまでは、Microsoft Office 2013 とか、Microsoft Office 2016 などのように、"Microsoft Office" + "年号" で呼ばれてました。もっと前になると、バージョンNo.だったりした時期もありましたが、Office 95 以降は、年号表示になっています。

細かい点は以前にもご紹介したことがありますが "Microsoft の歴史" をご覧いただけるとご理解いただけると思います。

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さてそんな、Office の統合パッケージが、個人向けサブスクリプションのサービス、"Office 365 Solo" として登場したのが、2014年10月17日。同時に、プレインストール版として、Office Premium シリーズが登場しました。そしてその後、しばらくは "Office 365" と言っていたわけですが、2020年3月末「Office 365 から Microsoft 365 へ名称変更」でもご紹介しましたが、"Microsoft 365" に名称が変更されました。

とまぁ、このブログを辿るだけでも、その歴史を感じることもできるわけです。きりがないので細かいところまではご紹介しきれませんが、「Office 365」と「Microsoft 365」の違いについては、「「Microsoft 365」と「Office 365」の違いとは?」といったところも参考にしてみてください。


【サービス内容の違い】

さてそんな Microsoft 365 のサービス内容ですが、冒頭にもご紹介したように、OneDrive の容量追加サービスが、"Microsoft 365 Basic" となったことで、勘違いされている方も出始めていますので、そのサービス内容の違いについて早速見ていきましょう。

-- 個人向けサービスと法人向けサービス:

"Microsoft 365" の名称は、個人向け・法人向けサービスの共通名称にもなっています。

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  • 法人向け:
    Microosft 365 Business Basic
    Microsot 365 Business Standard
    この他大規模法人向け、学校教育機関向け など
  • 個人向け:
    Microsoft 365 Personal
    Microsoft 365 Family
このブログでは、法人向けサービスまで取り上げるときりがないので個人向けサービスのみご紹介させていただきます。


【クラウドストーレッジ及び関連サービスのみの "Microsoft 365 Basic"】

個人向け(家庭向け)Microsoft 365 についてみると、その機能の違いは、「クラウド ストレージの価格とプランの比較」が一番わかりやすく説明されています。

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そのサービス内容については、

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といった感じになります。

一目瞭然ですね。

Microsoft 365 Personal や、Microsoft 365 Family の場合には、デスクトップアプリケーションが含まれているのに対して、Microsoft 365 Basic には、含まれていません。OneDrive Standalone 100 G の後継サービスになるので、当然ながら OneDrive の容量が、100G 増えるだけになりますが、その他のサブスクリプションサービスが加わっています。


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上記でも触れましたが、2023年1月に改訂された「Microsoft License Terms」によれば、「f.非商用利用。 Microsoft サービス規約にある非商用利用に関する制限は、Microsoft 365 サブスクリプションのサービスには適用されません。」とあるように、サブスクリプションとして契約された場合には、無料版の Microsoft アカウントで使用する Office for the web とは異なり、容量を追加して、「Microsoft 365 Basic」というサブスクリプションを契約しての利用になるので、非商用利用の制限がかからなくなるんでしょうね。


【OneDrive のサービス変更】

やはり以前に「OneDrive のストーレッジに関する変更とそれに伴う注意」と「OneDrive のストーレッジに関する変更とそれに伴う注意 Part 2」でご紹介しましたが、OneDrive のサービス内容が変更になったことで、無料の Microsoft アカウントでご利用のケースで、容量追加が必要になってくるケースがあるかと思います。

そんな時に、Microsoft 365 Basic のご契約が必要になるわけですが....

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そのサービス名に、Word、Excel、PowerPointなどの製品名がでていたりすると、ちらっと見ただけでは勘違いしそうですが、あくまでも「Web およびモバイル版の Word、Excel、PowerPoint、OneNote、OneDrive など」なので、PCにインストールして利用するデスクトップ版のアプリは含まれておりません。

ここはよく確認して勘違いしないようにしてください。Microsoft 365 Basic をご契約いただいても、PCなどにインストールして利用する Microsoft 365 の各アプリ の利用はできません。

ということで、今回は個人向け(家庭向け) Microsoft 365 について確認を含めて取り上げてみました。改めて振り返ってみると自分のブログでもその経緯がわかるんだなぁ〜って、改めて感心してしまいました。


<参照>




心に訴えるプレゼンを行う -Microsoft 365


デル株式会社

posted by クリック at 13:13| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | MicrosoftOffice共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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