2023年06月01日

Microsoft Outlook の UI と その設定

昔のバージョンからすると、かなり変わってきた Microsoft Outlook の UI。画面デザインなどがある Update を機に、ガラッと変わったりすることもあります。

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上記の画像は、左:Outlook2013 右:Outlook for Microsoft 365 です。似ていてその画面構成やツールバーの在り方もだいぶ変わってきましたね。このように Microsoft Office の UI については、昔から一緒というわけではなく、その見た目もちょくちょく変わっていくわけですが、今回は、Microsoft Outlook について、その画面構成などについて確認してみました。


【"シンプル リボン" と "クラシック リボン" 】

Fluent UI の導入に伴い、Microsoft Office のツールバーもよりシンプルな表示設定になっています。

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まさに上記の画像は、ファイル、ホーム、送受信、表示、ヘルプといったタブをクリックしてもその下に表示されるコマンドは非常にシンプルです。これが "シンプル リボン" という表示設定です。

Outlook の画面の右上にある 【V】のところをクリックして、"クラシック リボン" を選択すると、従来のようにコマンドが表示されるようになります。

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こうしたコマンドの表示方法以外にもさらにもう一つ、リボンの表示設定があります。


【リボンの表示・非表示】

ファイル、ホーム、送受信、フォルダー、表示、ヘルプの各メニューの部分。この部分をタブといいますが、こうしたタブの配下に表示されるコマンドを常に表示させるのか? 表示させないのか? そんな表示方法の設定もあります。

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やはり画面右上の、【v】をクリック、リボンの表示モードを変更します。
  1. 全画面表示モード
  2. タブのみ表示する
  3. 常にリボンを表示する
の3種類の表示モードがあります。

1) 全画面表示モード:

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まさに画面いっぱいに表示させるのがこのモードで、画面上部にマウスポインタを合わせてクリックするとタブやコマンドが表示されます。

2) タブのみ表示する:

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上記にもあるように、タブメニューのみ表示させる表示モードです。ホームや、送受信などのタブメニューをクリックすると、その各タブの配下のコマンドが表示されます。

3) 常にリボンを表示する:

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最初にご紹介した、シンブルリボンか? クラシックリボンか? の違いはあれど、私的にはちゃんとコマンドが表示されてくれる方が好きですね。


【画面構成】

さて次は、Microsoft Outlook for Microsoft 365 の画面構成を見てみましょう。

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ざっくり画面を分類してと見ると上記のような感じです。
  1. アプリバー(1)
  2. タブメニュー(2)
  3. ToDoバー(3)
  4. フォルダーウィンドウ(4)
  5. 閲覧ウィンドウ(5、6)
  6. クイックアクセスツールバー(7)
  7. ステータスバー(8)
  8. 検索ボックス(9)
といった感じで構成されています。


1) アプリバー:

実はここが以前にはなかったもので、以前で言えば、ナビゲーションバーと呼ばれるものが、左下にありました。

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一応現在の、Outlook の場合には、ファイル>オプション>詳細設定 と開いて、"Outlookウィンドウ" のところで、"Outlookでアプリを表示する" のチェックを外してOFFにすれば、従来のように表示されるように切り替えも可能です。

2) タブメニュー:

この部分は最初にご紹介した、シンプルリボン、クラシックリボンといった形での切り替えが可能です。

3) ToDoバー:

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予定表や、直近のイベントの情報などが表示されます。それぞれの項目の xボタン(閉じるボタン)で閉じることも可能です。再表示する場合には、表示タブ>レイアウト>ToDoバー と開いて、予定表など必要な項目にチェックを入れます。

4) フォルダーウィンドウ:

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フォルダ一覧については、右上にある [<] をクリックすることで最小化して隠すことも可能です。また最小化した場合、再度 [>]をクリックして、虫ピンマーク(ピン止め)をクリックすれば固定表示に切り替わります。

5) 閲覧ウィンドウ:

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メッセージ一覧と、プレビューウィンドウで構成されます。プレビューウィンドウについては、非表示にして、メッセージのタイトルをダブルクリックしない限り開かないような設定に変更することも可能です。その場合、表示タブ>レイアウト>閲覧ウィンドウ の順でクリックして設定を変更します。

6) クイックアクセスツールバー: 

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よく利用するコマンドをここに追加しておくことで、文字通りすぐにアクセスできるようになります。

7) ステータスバー:

画面表示の拡大・縮小といったズームの機能、閲覧ビュー/標準ビューといったレイアウトの切り替えが簡単に行えます。閲覧ビューにすると、フォルダ一覧が非表示になり、ToDoバーが非表示になります。

8) 検索ボックス:

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メッセージの検索などに利用するのが、この検索ボックスになります。ボックス内をクリックし、さらに[v](高度な検索)を表示させると検索場所の選択や、検索箇所の指定などができるようになります。


私自身はこうしてデザインが変わったりすると、「あれ?何か新しくなった....」ということで、ワクワクしてしまうのですが、逆に変わって「ちょっと違和感がある....」と思われる方も多いようです。

でもこうして新しい取り組みには、積極的に歓迎したいですね。


<参照>




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posted by クリック at 08:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Microsoft Outlook/New Outlook | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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