2023年04月09日

「メール」アプリから、「Outlook for Windows」へ 〜新しい「Outlook for Windows」 Part 2

新しくなった "Outlook for Windows"。今回はその機能についてみていきます。

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上記の Office Insider Blog や 「新しい Outlook for Windows の概要」のところでも紹介されていますので、それらの情報をもとにご紹介いたします。


【利用可能なアカウントとその設定】

現在、Prevew版として提供がスタートした "Outlook for Windows" では、まだ利用できるアカウントが限られます。今後順次その利用可能なアカウントは増えていくようです。

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1)  "Outlook for Windows" を起動します
2)  設定(右上の歯車のアイコン)をクリックして、"Outlook のすべての設定を表示" をクリックします
3) アカウント > メールアカウント と開くと現在設定されているアカウントと、さらに "アカウントの追加" のリンクが確認できます

Starting to support third-party accounts in New Outlook for Windows Preview」の中では、Google アカウントのサポートを開始することが紹介されていますが、順次展開されていくものと思われますが、現時点で自分の使用している Outlook for Windows ではまだ利用できないようです。

現時点では、画像にもあるように
  • Microsoft 365アカウント(outlook.com、hotmail.com、live.com)
  • Microsoft の職場または学校アカウント
のみになるようです。

ただしこの画面の下部にもありますが「追加アカウントのサポートは近日中に公開予定です」とあるので順次、Gmailだけではなく、Yahooなどにも対応していくようです。

Google アカウントも数クリックで利用できるようになるとのことが紹介されていますが、現時点で確認できるMicrosoft のアカウントも、すでに何らかの形で、ご利用のPCで利用したことがあったりするものだとアカウントの追加のところに表示されたりするので、1 クリックで設定が完了します。

また今後の予定として、Yahoo、iCloud、IMAPのメールアカウントに対応し、さらにインターネットに接続されていない状態でもコンテンツにアクセスできるよう、オフラインでの利用もサポートするようです。


【Google カレンダーなどとの連携及びその他の機能】

まだ自分のものでは、Google アカウントとの連携はできないので実際には確認していませんが、ブログなどによると、Google カレンダーなどとの連携も可能になってくるようです。

またブログの中では以下のような機能が利用できるようになると紹介されています。
  • Microsoft Editorを利用したリッチな編集、スペルチェック、オートコンプリート
  • より迅速な意思決定を支援するための投票付きメールの送信機能 (仕事と学校のアカウントのみ)
  • メールの配信を最大10秒まで遅らせ、送信を取り消すことができます
    誤字脱字があったり、誰かを忘れてしまったり、ちょっとした変更をしたいときに便利な機能です
  • 新しいOutlook for Windowsから直接SkypeやTeamsの通話に参加する機能
  • 重要なメールを受信トレイの一番上にピン留めする機能
またカレンダーの機能については、以下のようなものについて、今後も改良が予定されています。
  • Googleカレンダーのサポート
  • 複数の共有カレンダーを追加する機能
  • 複数のタイムゾーンをサポート
  • カレンダー表示で毎日の天気を追加

【利用環境】

Windows 10 および Windows 11 向けに展開されていますが、当然ながらサポートの終了した古いバージョンでは利用できないケースもあります。必要なシステムとしては、以下のようなものが提示されています。
  • 最低OSバージョン:Windows 10 Version 1809 (Build 17763) 以降
  • Microsoftの職場や学校のアカウント、または個人のMicrosoftアカウント(MSA)、Gmailアカウント(サポート展開中)
  • インターネット接続環境(現時点では)
今回ご紹介している機能は順次展開されていきますので、まだ利用できない機能がある... という場合には、利用できるようになるまでしばらくお待ちください。





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posted by クリック at 07:00| 東京 🌁| Comment(3) | TrackBack(0) | Windows全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
大変参考になりました。試してみました。まだ良くわかっていないのですが、従来のOutlookで使っていた起動画面のOutlook Todayが表示されなくなってしまったのでしょうか。設定方法がわかりませんでした。
Posted by それいゆ at 2023年05月07日 12:17
それいゆさん

コメントありがとうございます。

Outlook for Windows は、従来のメールアプリの進化版になるので、Microsoft Outlook とは全く別物になります。

名称的には、どちらも "Outlook" なので紛らわしいところではありますが、Microsoft Office ファミリーの Microsoft Outlook にあったような、Outlook Today などはありません。

今後似た様な機能が付くかどうかは何とも言えませんが、フィードバックは受け付けているはずなので、要望としてフィードバックすると、そうした要望が多かった場合には似たような機能が搭載されるかもしれませんね。
Posted by クリック at 2023年05月07日 13:41
ご返信ありがとうございます。似た名前で別物とのこと、ウェブ上のOutlook.comに近い感じですね。わたしは新しもの好きなので、「新しいOutlookを試す」を気軽にクリックしたところ、まったく違ったインターフェースになってしまってびっくりしました。幸い元に戻せましたが、いつも起動画面で、Todayを表示してタスクと行事予定とメールを確認していますので、いまのところは新しいのは無理そうです。これからも役に立つ記事を楽しみにしております。
Posted by それいゆ at 2023年05月07日 15:27
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