先日、一般ユーザー向けにプレビュー版ではありますが、メールアプリのリニューアルバージョン「Outlook for Windows」の提供がスタートしたことをご紹介しました。
上記の記事では、その導入から設定まで概要を紹介しましたが、その後、Office Insider Blog でも、この新しい "Outlook for Windows" について紹介されました。
今回はこの新しくなった "メール" アプリとも言える「Outlook for Windows」についてご紹介させていただきます。
【2つの "Outlook" 】
まずは以下の画像をご覧ください。
左:Outlook for Microsoft 365
右:Outlook for Windows
のショートカットアイコンです。試しにデスクトップにショートカットアイコンを作成しましたが、どちらも "Outlook" という名前なのでショートカットアイコンを作成すると、どちらかが、"Outlook(2)" となってしまうので、"Outlook for Windows" という名称に変更してみました。
Appフォルダを開いてみるとこんな感じでアイコンがならんでいますが、現在はまだ Outlook for Windows には、"PRE"(Preview)のマークがついています。
【"Outlook for Windows" を起動してみる】
次の画像をご覧ください。
左:Outlook for Windows
右:Outlook on the web
となっています。見た目には、Microsoft Outlook というよりも、むしろ Outlook on the web と似た感じです。
もちろん、Outlook for the web はブラウザで表示するものですし、また今回の "Outlook for Windows" は、ストアアプリとして配布されているもので独立したアプリになりますので、見た目は似たようであってもその機能に違いがあります。
【機能の違い】
メール周りで、Microsoft から Windows 10 あるいは Windows 11 向けに提供されているアプリにもいろいろあったりします。"Outlook" と一言で言っても、今回の新しい Outlook for Windows もあれば、Outlook on the web もあったりするわけで、その機能の違いが今一つはっきりしない... 「新しい Outlook for Windows の概要」では、そんな機能の違いについて紹介しています。
ざっくりではありますが、その機能の違いについては上記サイトでもご理解いただけると思います。
【"メール" アプリから "Outlook for Windows" へ】
前回もご紹介しましたが、メールアプリを開いて、右上に表示された "新しい Outlook を試してみる" をオンにすると、ダウンロード、インストールなどの設定が開始され、メールアプリのデータは新しい Outlook for Windows に引き継がれます。どんなデータが引き継がれるのか?については、「Windowsの新しいOutlookに設定を移行する」をご参照ください。
そして 新しい Outlook for Windows が導入されると、メールアプリを起動しても自動的に終了し、新しい Outlook for Windows が起動してくるようになります。
さて次回 Part 2 では、実際にその機能についてご紹介していきます。
<参照>
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