これまでにも何度もお知らせしてきましたが、ついに明日、2月14日以降、Windows 10 の一部バージョンで、Internet Explorer 11 の完全無効化がはじまります。
前回、10/31に取り上げた「Internet Explorer 11 がいよいよ無効化へ」の中でも紹介しましたが、いよいよ完全無効化 Xデー の第一弾です。
「Internet Explorer 11 デスクトップ アプリケーションのサポート終了 – 発表に関連する FAQ のアップデート」の 2022年2月21日付の Windows Blog で紹介されている通りです。このブログの最終更新日は、2022年12月16日。随時部分的に更新されております。
【今後のスケジュール】
2022年06月15日 IE11のデスクトップアプリケーションのサポートが終了
2023年02月14日 一部のWindows10 において完全無効化
2023年06月13日 スタートメニュー、タスクバーなどのIE11のアイコンの視覚的な参照情報が削除
となる予定です。
【無効化されるWindows 10のバージョン】
ブログの中でも「Windows 10 の特定のバージョンにおいて完全に無効になります」なんてあるように、すべてがその対象ではないわけです。であればどれが無効化される対象で、どれが対象外なのか?
ブログにもありますが以下の通りです。
-- 無効化の対象:
- Windows 10 クライアント SKU
- Windows 10 IoT
- Windows 10 Enterprise マルチセッション
-- 無効化の対象外:
- Windows 8.1
(注:Microsoft Edgeのバージョン109は、Window 8.1での最後のサポートバージョン) - Windows 7 ESU
- Windows Server SAC (全バージョン)
- Windows 10 IoT LTSC (全バージョン)
- Windows Server LTSC (全バージョン)
- Windows 10 クライアント LTSC (全バージョン)
- Windows 10 China Government Edition
一般ユーザーが利用している製品は、上記で言うと、「Windows 10 クライアント SKU」になります。
なお「Internet Explorer 11 デスクトップ アプリケーションのサポート終了 – 発表に関連する FAQ のアップデート」の中で、「20H2 より前の Windows 10 バージョンでは、Internet Explorer (IE11) の廃止とリダイレクトはどうなりますか? (2022 年 6 月 14 日 追加)」なんて部分もありますが、すでにサポートが終了している古い Windows 10 であっても関係ないようです。「既にサポートの提供が終了しているバージョンの Windows 10 を使用し続けても、リダイレクトを止めることはできません」とあるように自動的に Microsoft Edge にリダイレクトされるようになります。
さて2月13日は、IE11の最後の日。あと3時間ちょっとになりました...
<参照>
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