2023年02月04日

Office 2019 のストアアプリ版の新規提供が終了

先日たまたま Office Home & Business 2019 のストアアプリ版で、Word のみプログラムが削除されたような方のPCを拝見。Excel、PowerPoint、Outlook は正常に動作し、Microsoft ストアから更新プログラムもちゃんとダウンロードできて、更新されているのに、どういうわけか? Word のみどうにもならなくなったPCに遭遇いたしました。

Office Desktop Apps からの修復などを試してもダメ、当然ながら、Microsoft Store で Word や、Office H&B 2019 を検索しようとしても全く検出されませんでした。


【Microsoft Storeでの新規提供終了】

そこで思い出したのがこのサイト。以前にもちらっと紹介したことがあります。

この「プレインストールされている Office についてよく寄せられる質問」のところを開くと「Microsoft Store アプリ版とクイック実行版の違いについて教えてください」のところにあるように、

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Microsoft Store アプリ版は、Windows 10 の Microsoft Store で配布される Store アプリケーションと同じです。 このバージョンの Office アプリケーションは、過去の期間、Office 2019 のプリインストールされた PC デバイスに導入されていました。 このバージョンの Office アプリの再インストールと更新は Microsoft Store アプリで実行されます。 (*現在、Microsoft Store アプリでは、このバージョンの Office アプリの再インストール サービスが提供されなくなりました。)
の部分。そうなんです、すでに Microsoft Store 経由では新規インストールができなくなっていたんですね。今回、実際に入れ直しが必要なPCに直面して、検索しても何も出てこないので実感しました。以前は私も Microsoft 365 Personal をストアアプリ版で利用していたこともありますが、C2R版に比べて更新が遅いことなど、そして何よりも、その後、Microsoft 365 Personal でのストアアプリ版の提供が終了してしまったため利用できなくなっておりました。そしてその後提供されていた、Office 2019 についても新規の提供が終了し、インストールしなおすこともできなくなりました。

何らかの事情で、Word のみなど単体でも起動できなくなって入れなおさないといけない場合、仮に Excel や PowerPoint など他のプログラムは問題なくても、いったんすべてのストアアプリ版の Office を削除して、マイクロソフトアカウントの "サービスとサブスクリプション" のところから、クイック実行版(C2R版)を入れなおさないといけなくなりました。

  • 突然更新に失敗して英語版になってしまう
  • Outlook の Scanpst が使用できない
  • サードパーティ製会計ソフトなどとの連携ができない など
ストアアプリ版の Office って提供当初から様々なトラブルもあり、またC2R版と異なるため、会計ソフトなど他のソフトとの連携もできないなど問題もあったわけですが、いざなくなってみると複雑な思いです。

ということで、現在も ストアアプリ版の Office 製品をご利用の場合には、今後、更新などに伴い何らかの不具合に遭遇して、再インストールが必要な場合には、Microsoft Store からの導入はできないので、ご注意ください。

ただし、すでにストアアプリ版 Office 2019 などが導入されている環境においては、更新プログラムは引き続き Microsoft Store より提供されます。


<参照>




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posted by クリック at 07:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | その他Office製品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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