以前このブログでも Windows 11搭載の標準のビデオエディターが、従来のフォトアプリについていた "ビデオエディター" から、"Clipchamp" に変わることを、ご紹介しました。
この中の "Part 2" では、従来 Windows 10 以降おなじみの画像管理ソフト "Microsoft フォト" についても、新たな "フォト" アプリに変わることもご紹介しました。
この時はまだ、Office Insider向けに展開されていたものでしたが、これが通常の Windows 11 への展開がスタートしているようです。
すでにお気づきの方も多くいらっしゃるかもしれませんが、スタートメニューから、フォトを見つけると、アイコンも以前とは異なっており、起動してみると、ダークモードが基調の以前と異なったフォトアプリが起動してくることにびっくりされるでしょう。
【旧来のフォトアプリは、"Microsoft フォトレガシ" へ】
「Microsoft フォト」は一新され新たなスタートを切ったわけですが、従来の Microsoft フォト を希望される人のために、こちらも利用は可能になっています。
新たなフォトアプリの登場に伴い、従来の「Microsoft フォト」は、「Microsoft フォトレガシ」と名称が変更になりました。
そしてこの新たな「Microsoft フォトレガシ」は、Microsoft Store より無料で入手が可能です。
当然ながらこれには従来のビデオエディターの機能も兼ね備わっているので、従来通り「ビデオエディター」を利用して動画の編集なども可能になっています。
--「Microsoftフォトレガシ」の入手方法:
実はこのアプリ、普通に Microsoft Storeで検索しても出てきません。これは以前取り上げたときもそうですが、現在も一緒でした。新しい Microsoft フォトを起動すると、簡単な機能説明などのポップアップも出てきますので、その中で、旧来の Microsoft フォトを入手するためのリンクなども出てたりはしますが、そこをクリックし損なった場合にはどこから入手したらいいのか?
1) 「ビデオエディター」を起動し、リンクをたどる
「ビデオエディター」を初めて起動すると、"Clipchamp または フォトレガシでの編集を開始する" と言うダイアログが表示されます。
こちらのリンクをクリックすると、Microsoft Store アプリが起動し「Microsoft フォトレガシ」の画面が表示されます。
2) 新たなフォトアプリの設定画面から入手
新たなフォトアプリを起動し、画面トップの "インポート" のとなりにある "設定"(歯車のアイコン)をクリックします。
設定画面が表示されたら画面を下にスクロールしていくと、"アプリについて" のところに、"フォトレガシ" と言う項目があり、そこに "フォトレガシの取得" と言うボタンがありますので、こちらをクリックすると、Microsof Store アプリが起動し「Microsoft フォトレガシ」が表示されます。
先日実際に「Microsoft フォトレガシ」を導入してみましたが、「ビデオエディター」も従来通り利用できるようになりますので是非お試しください。
ちょっとした動画データの切り貼り程度であれば、"ビデオエディター" は、使い方もシンプルで操作方法もさほど難しくありませんから、ちょっとした用途には便利ですよね?
<参照>