2022年10月27日

はがき作成(年賀状作成)ソフトの OSの対応状況

11月になると 2023年の年賀状の発売がスタートします。すでに早い方はぼちぼち住所録の整理など始めていらっしゃる方もいることでしょうね...。ということで、ちょっと早めですが年賀状シーズンを前に、メジャーな年賀状作成ソフトのOSの対応状況について確認してみました。
  • Windows 8.1 から Windows 10 にアップグレードしたらプレインストール版のアプリが起動できなくなった
  • Windows 10 から Windows 11 にアップグレードしたらプレインストール版のアプリが起動できなくなった
なんてことがないようにしっかり事前に確認しておきたいですよね?


【各社の最新バージョン】

まずは現在の各社の最新バージョンから確認してみましょう。こういったはがき作成ソフトの最新版が発売されるのが、多くの場合秋口。各社の製品もすでに最新バージョンが出そろっています。ただしジャストシステムの「楽々はがき」は今年の製品はなく、昨年発売された 「楽々はがき Max」 が最新版となるようです。
  1. 筆ぐるめ: 筆ぐるめ 30
     対応OS Windows 11/10/8.1
  2. 筆まめ: 筆まめ ver.33
     対応OS Windows 11/10/8.1
  3. 筆王: 筆王 ver.27
     対応OS Windows 11/10/8.1
  4. 宛名職人: 宛名職人 2023 Premium
     対応OS Windows 11/10/8.1
  5. 宛名職人 for Mac: 宛名職人 ver.29
     対応OS macOS Ventura ver.13.0/Monterey ver.12.0/Big Sur ver.11.0/Catalina ver.10.15
  6. 楽々はがき: 楽々はがき Max
     対応OS Windows 8.1/10

【各社の旧製品の対応OS】

さて問題は旧製品。Windows 8.1、Windows 10 あるいは Windows 11 で動作するものについて確認してみました。


1) 筆ぐるめ:
  • Windows 8.1: Ver.19 以降(一部アップデートプログラムの適用が必要)
  • Windows 10: Ver.20 以降。ただしバージョンによる
     Ver.21H1 の場合 Ver.25 以降
  • Windows 11: ただしバージョンによる
     Ver.21H2 の場合 Ver.26 以降
     Ver.22H2 の場合 Ver.27 以降
筆ぐるめについては、Mac 版もかつてありました。ただし、"筆ぐるめ 2019 for mac" で販売が終わっており、macOS 10.15 Catalina までしか利用できません。


2) 筆まめ:
  • Windows 8.1: Ver.23 〜 Ver.30
  • Windows 10: Ver.25 〜 Ver.30
  • Windows 11: Ver.29以降?
     ** Windows 11 の対応については、ソースネクストのWebサイトでは、筆まめ Ver.29ベーシック MOOK版 Ver.29.07 が対応となっています。

3) 筆王:
  • Windows 8.1: Ver.19 〜 Ver.27
  • Windwos 10: Ver.19.05 〜 Ver.27
  • Windows 11: Ver.26 〜 Ver.27
ただし、筆王については、メーカーサポートが、Ver.15 〜 Ver.25 までは終了しています。それ以外にも Select 版などもありますが、詳細は、「サポート終了製品のご案内」(ソースネクスト)をご参照ください。


4) 宛名職人:
  • Windows 8.1: 宛名職人2014 Premium 〜 宛名職人 2023 Premium
  • Windows 10: 宛名職人2015 Premium 〜 宛名職人 2023 Premium
  • Windows 11: 宛名職人2022 Premium 〜 宛名職人 2023 Premium
  • macOS Catalina Ver.10.15: 宛名職人 Ver.26 〜 宛名職人 Ver.29
  • macOS Big Sur Ver.11.0: 宛名職人 Ver.27 〜 宛名職人 Ver.29
  • macOS Monterey Ver.12.0: 宛名職人 Ver.28 〜 宛名職人 Ver.29

5) 楽々はがき:
  • Windows 8.1: 楽々はがき2011 〜 楽々はがき Max
  • Windows 10: 楽々はがき2013 〜 楽々はがき Max
  • Windows 11: 楽々はがき2020 〜 楽々はがき Max
ただし、楽々はがき2020 までは、メーカーサポートが終了しています。


【気軽に利用できるWeb版サービス】

最後にもう一つだけ、サポートが終了しているOSや、ブラウザは当然動作保証対象外になりますが、ある程度OSにとらわれずに気軽に利用できる Web 版のサービスについてみていきます。

1) みんなの筆王

20221026-1-1.jpg

筆王のWeb版。筆王IDの取得など登録は必要ですが無料で利用が可能です。住所録の管理(保存)、はがきの作成が可能です。
  • 対応OS:
    iOS
    macOS Monterey (v12.0)
    macOS Big Sur(v11.0)
    macOS Catalina(v10.15)
    macOS Mojave(v10.14)
    macOS High Sierra(v10.13)
    WindowsR 11
    WindowsR 10 (32ビット/64ビット版)
    WindowsR 8.1(32ビット/64ビット版)

  • 対応ブラウザ:
    Microsoft Edge 
    Internet Explorer 11 
    Google Chrome 
    Firefox 
    Safari
    iOS:11.4以降
    Android:5.1以降

2) Web筆まめ

20221026-1-2.jpg

筆まめのWeb版。筆まめクラウドサービスを利用することになり、1ライセンス当たり 3,000円/年 必要になります。無料ではありませんので、ご注意ください。以前使用していた筆まめで作成された住所録データなども読み込ませることも可能です。
  • 対応OS:
    Windows 10/8.1/7
    Mac OS X
    iOS 10.0以降
    Android 4.4以降

  • 対応ブラウザ:
    Google Chrome最新版
    Safari最新版
    Internet Explorer 11
    Microsoft Edge最新版
    Mobile Safari (iOS10.0以上)
    Google Chrome (Android 4.4以上)
    ※ Google Chrome / Safari 推奨
PCにインストールして利用するものではなく、クラウド版筆まめということになります。データもすべて基本的にクラウド上に保存されますので、故障などでPCを交換したとしても、気にせずに利用できるのは、クラウドのメリットでしょうね。


3) プリンターメーカーが提供する Web サービス

プリンターメーカーも Web 版などのサービスを提供しています。

4) その他

Microsoft や 郵便局など年賀状関連の素材やサービスを提供しているサイトをいくつかご紹介します。

この他にもぼちぼち書店には、来年の干支の画像データを満載したMook本が並ぶと思います。そうしたものにも、筆まめや筆ぐるめ、筆王といったアプリの機能限定版がついていたり、独自のはがき作成ソフトがついていたりするものも多々あります。ものにもよりますが、500円前後からあったりします。


<参照>




ソースネクスト ソースネクスト ソースネクスト


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デル株式会社

posted by クリック at 09:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 年賀状ソフト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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