先日リリースされた 「The Windows 11 2022 Update」 。
Ver.22H2 のリリースを案内するオフィシャルブログの中でもちょっと触れられておりましたが、Windows 10 以降 標準搭載のビデオエディターとして搭載されていた「ビデオエディター」が、今後ちょっと前に新たに仲間に加わった「Clipchamp」へと交代することになったようです。
「Available today: The Windows 11 2022 Update」の中では、「Clipchamp in Windows 11」と題して、「Clipchamp」について紹介されておりました。クリエイティブなコンテンツを作成するための受け皿として今回から、「Clipchamp」が抜擢されたようです。
このブログの中では、これ以上のことには触れられておりませんでしたが、「Updated Photos app for Windows 11 begins rolling out to Windows Insiders」の方で、その詳細について触れられておりました。
まず「Updated Photos app for Windows 11 begins rolling out to Windows Insiders」の中では、「フォト」アプリについてもアップデートされることが紹介されておりますが、具体的には、Windows 11で新しい写真管理体験を導入するため「フォト」アプリがアップデートされるようです。
このフォトアプリのアップデートのプレビューについては、すでに Dev Channel の Windows Insider への展開がスタートしているようです。Dev Channel のすべての Insider にすぐにアップデートが提供されるわけではありませんが、フィードバックを確認しながら、時間をかけてされていく予定とのこと。
【変わる「フォト」アプリ】
ブログによれば、今回の「フォト」アプリのアップデートで以下ことが試せるようになるようです。
- 生産的で美しく再設計された専用エクスペリエンスで、写真を整理
- 写真をOneDriveに簡単にバックアップして、思い出を安全に保管
- 改善された「思い出」エクスペリエンスで、充実した人生を祝うことができる
- マルチウインドウとマルチスクリーンで生産性を向上
- OneDriveストレージクォータの使用状況を簡単に確認し、ストレージを追加可能に
- 携帯電話やカメラなどの外部ソースから写真をインポートして管理できます
今回のアップデートにより、フォトアプリ(Ver.2022.31090.16004.0 以降)は、現在の写真アプリのエクスペリエンスに置き変わることになるようです。
そしてこの変更に伴い、フォトアプリの一つの機能でもあった「ビデオエディター」が切り離されることになったようです。
これまでのビデオエディターに代わるのが、今年初め、オンラインビデオ編集アプリとして新たに Microsoft の仲間に加わった「Clipchamp」というわけです。
この「Clipchamp」は、トリミングや分割などの基本的なツールに加え、トランジションやアニメーションテキストなど、よりプロフェッショナルな機能を備えていて、従来の「ビデオエディター」以上に、Windowsユーザーに簡単に、速く、そして楽しくビデオを作成する新たな体験を提供してくれることになります。
-- Microsoft Store から、従来のビデオエディターも入手が可能:
新たなフォトアプリには、従来のビデオエディタが含まれなくなりましたが、一方でこう触れておりました。「If you would prefer to continue to use the legacy Photos app, it will remain available in the Microsoft Store.」 とあるように、従来のフォトアプリを引き続き使用したい場合には、引き続き Microsoft Store から入手することもできるようです。
先日更新された Dev Channel についてはまだじっくり見てませんが、今度改めてじっくり確認してみたいと思います。
<参照>