8月も最後になって今更ですが、TechCommunity Blog を振り返っていたらそんな記事が上がっていましたので簡単なご紹介を兼ねて取り上げてみました。
すでに Microsoft Teams をご利用の方も多いかと思います。Windows、Mac といった PC 版 OS に限らず、Android、iOS(iPhone や iPad)といった様々なデバイスで利用が可能なアプリです。またブラウザを利用すれば、こうした専用のアプリがなくても、手軽に利用が可能です。
コロナ禍、在宅ワークや、オンラインでの授業など様々な形で利用されていますが、もちろんそうしたお仕事などでのユース以外にも、家族やお友達とチャットやビデオ通話などで利用できるアプリです。有料で、機能の制限なしに様々な機能を駆使して利用するような法人向けのものもあれば、利用できる機能は限られても、無料でも利用できて、ちょっとした家族間・友人間でのコミュニケーションツールとして利用も可能なものもあります。
【M1/M2 mac 向けに新たな展開】
さてそんな Microsoft Teams ですが、ちょっと遅れていたのが 新しい Apple Silicon 搭載の Mac 向けの対応でした。
もちろん旧来の Intel の CPU を搭載した Mac には対応していますが、2020年6月から Apple が、これまでの Intel の CPU を搭載していたものから、ARM 版 CPU を搭載する方向に移行。2020年11月には、その第一弾となる Apple M1 プロセッサを搭載した Mac が発表されました。これに伴い従来の Microsoft Teams は、Mac での利用ができなくなってしまいました。この Apple Silicon も、今年には第二段となる Apple M2 が登場し、いまだに対応できていない状況が続いていました。
Microsoft 365 や Microsoft Edge などすでに Apple Silicon 搭載 Mac に順次対応していきつつあるものの、遅れていたのが この Microsoft Teams でした。
そして、そんな中でとうとう Apple Silicon 向けの Preview 版が登場したというわけです。
-- まずは Preview 版として提供がスタート:
Preview 版として提供がスタートした Microsoft Teams ですが、今後 Preview プログラムに参加されている皆さんに実際に利用してもらって順次フィードバックを受け、不具合などを修正・改善し、一般向けに展開されることになります。
TechCommunity のブログを覗いていると、すでに多くの方がトライされているようで、様々なフィードバックが寄せられています。
今後、バージョンアップを繰り返してStable版(安定版)としてリリースされることになりますが、その第一歩がやっとスタートしたということになります。
<参照>
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