Mac 向けに提供されている Microsoft AutoUpdate。
Mac 版の Microsoft 製品の更新を一括で管理してくれるプログラムです。とはいっても、各製品ごとに個別に Update もできるので、使っていない方も多いかもしれませんが、Microsoft Office の各アプリから、更新のチェックをすると、この Microsoft AutoUpdate が起動して来たりします。
・Microsoft AutoUpdate 4.50.22081401
さてそんな Microsoft AutoUpdate ですが、当然ながらこのプログラム自身も着々とバージョンアップしています。先日、メジャーアップデートとなる、Ver.4.50 になりましたが、その後もちょくちょく更新しておりますが、通常は、Microsoft Office Insider Beta Channel の更新情報とともにお知らせしていますが、今回はこちらの更新プログラムのみですが、更新が到着しております。
さて、今回の更新ですが、今月に入って2回目の更新だったと思いますが、USサイトにアップされている情報では、Ver.4.50 の更新っていうことで、US時間 8月16日付で更新されています。
不具合の修正、機能の更新などかなり多岐にわたっております。
強化された点:
- ユーザーが最終的なカウントダウンを見る前にクローンが更新され、検証されるように、デッドライン機能を強化。これによりアプリのアップデートのためのダウンタイムが大幅に短縮されます。
- デフォルトのチェック間隔を12時間から13時間に変更。更新時間をずらすことができるようになりました。
- クローンのステージングフォルダに .noindex という接尾辞が追加。Spotlight が一時的なアプリバンドルにインデックスを付けることを防止します。
- IT 管理者は、サードパーティアプリケーションがアプリバンドルを変更した場合にバイナリ差分更新を適用できるように GuardAgainstAppModification という新しいブール値ベースの環境設定を行うことができるようになりました。
バグ修正:
- クローン作成に失敗した場合、デルタアップデートが正しく適用されない問題を修正。
- アップデートのキャンセルが機能しない問題を修正。
- カウントダウンタイマーが99分以上表示されない場合がある問題を修正。
- Finderに表示」オプションに失敗する場合がある問題の修正。
- 無効な日付/時刻が設定されているとMicrosoft AutoUpdateがクラッシュする場合がある問題を修正。
- ダウンロードURLを作成する際に、Microsoft AutoUpdateがクラッシュすることがある問題を修正。
なお、「Release notes for Office for Mac」によると、通常版の Office for Mac についても、US時間 8月16日(日本時間8月17日)付で、Ver.16.64 (Build 22081401) の更新プログラムの提供がスタートしているようです。
Microsoft AutoUpdate の更新とともに、通常版の Office for Mac をご利用の方は更新を適用してみてください。更新内容によると、先日ご紹介した Windows 版 PowerPoint にリリースされた 「Cameo」が、Mac 版 PowerPoint にも今回のバージョンアップで通常版でも利用可能になるようです。
詳細は、上記のリリースノートをご確認ください。
<参照>
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