Microsoft Teams に新たな機能が追加 されることが明らかになりました。
Microsoft Teams でミーティングを行っている際に、Excel のデータを共有して共同作業をする...
そんなことが可能になります。
US時間 7月19日 に公開された TechCommunity の Microsoft 365 ブログの中で明らかになったものです。
ブログによれば、
2021年:
Microsoft Teamsでの PowerPoint Live の導入により、プレゼンテーションの新しい在り方を提案
2022年:
Microsoft Build 2022 にて、Live Share(パブリックプレビュー版)を導入、開発者がサードパーティアプリを受動的な面共有の枠を超えて、参加者がTeamsで共同視聴、共同編集、共同作成を可能に。
そして今回は、「Excel Live」ということになります。
こうした取り組みは新しいハイブリッドワーク時代における、リモートワークに対する新しい取り組みへの始まりに過ぎないようです。
【"Excel Live" とは?】
従来であれば、Microsoft Teams で、Excel のシートを共有しても、発表者が共有したデータを、その他の参加者は発表者のシートを見ているだけ。仮に発表者がそのシートを開いて数値の入力などの作業をしている間は、他の参加者はそれを眺めているだけでした。
たとえば Microsoft Teams で、Excel のシートを共有した際に、参加者がその共有されたシートで共同作業ができたら作業効率はあがりますよね? それが今回導入される「Excel Live」という機能になります。
共有することによって、Microsoft Teams の画面が、共同作業をするためのキャンバスとなるわけです。YouTube の Microsoft 365 チャンネルには以下のような動画も公開されておりました。
** YouTube の動画は英語のものですが、字幕を有効にして、自動翻訳の機能を日本語に設定すれば日本語の字幕でご覧いただけます。
「Excel Live」では、ワークブックで共同作業をしている全員が、必要に応じて並び替えや、フィルタリングなどして表示をカスタマイズすることなども可能になっています。
その特徴としてブログの中では以下のポイントを挙げています。
- プログラム間の切り替えが不要なため、共同作業を簡素化できる
- 会議の後、内容を記録したり、まとめたりする時間を節約ができまる
- チームメンバーへの貢献が促進される
- 生産性を向上につながる
-- いつから利用が可能になるのか?:
ブログによれば、2022年8月末パブリックプレビューの予定 となっています。
今後こうしたパブリックプレビューの機能を利用するためには、IT管理者により更新ポリシーを設定して、プレビュー機能を表示するようにする必要があります。パブリックプレビュー機能を表示できるようにするには、「Microsoft Teams パブリック プレビュー」を参照してください。要するに、Insider 向けプログラムの一環としてまず第一に提供がスタートして、その後、一般向けに展開されることになります。
ということであくまでも、通常の Microsoft Teams で利用できるようになるのはまだまだ先のようですが、Microsoft Teams のパブリックプレビュー版として利用することで、こうしたパブリックプレビューの機能が試せるようになるようです。
<参照>
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