今回ちょっと便利だな?と思ってご紹介する「パス」のコピー方法。このブログでも、コマンドラインを開いて、ブログで紹介したパスをコピペして実行するなんて言う形で紹介している記事もいくつかあったりしますので、実際にパスのコピー方法について取り上げてみました。
でもそもそも「パス」といわれて、なに?と思われる方もいると思うので、まずはそのあたりから簡単にご紹介していきたいと思います。
【「パス」とは?】
「パス」(Path)とは、"コマンドサーチパス"(Command Search Path)を省略したもの。コマンドによって、データの場所を探すために通り道とでもいいましょうか?
コンピューターの中にあるデータやプログラムの場所までの道筋を示すものです。
例:Microsoft 365 Personal(32ビット版)
例えば、「Microsoft 365 Personal(32ビット版)」の例ですが、各アプリの場所は以下のようになります。
Cドライブ > Program Files(x86) > Microsoft Office > root > Office 16
例えば、Excel だとしたら、Cドライブからたどって、Office 16 を開くと、"EXCEL.EXE" という実行ファイルがあるので、これを実行するためには、
Cドライブ > Program Files(x86) > Microsoft Office > root > Office 16
と開いて、"EXCEL.EXE" をダブルクリックして実行するわけです。
【「パス」が必要になるシチュエーション】
「パス」が必要になるシチュエーションって、意外と身近なところで結構いろいろあったりします。
その一例です。
・Scanpst を使用して、Outlook の "PSTファイル" を修復する:
この場合、まずは、
Cドライブ > Program Files(x86) > Microsoft Office > root > Office 16
と開いて Scanpst.exe を実行します。
そして Scanpst.exe を実行した後、修正すべき "PST ファイル" を上記の「参照」ボタンを押してたどって指定しすると、"スキャンするファイル名" のところには、データまでの道筋、すなわち「パス」が設定されます。
これ以外にも、コマンドプロンプトを利用してプログラムを実行しないといけないケースなどでは、その実行ファイルの保存されている場所までのパス(道筋)の情報が必要になります。
【どうやってパスを取得するのか?】
さてここからが本題。こうして必要になる「パス」をどうやって取得するのか? その一つが、今回ご紹介する Microsoft サポートがツイートしてたドラッグ&ドロップによる方法。
こんな方法もあったんですね....
ちなみに私が普段やっているのは、上記でご紹介した Scanpst を例にすると、エクスプローラーにて、Scanpst の保存されているフォルダまでたどって、アドレスバーの "v" をクリックして、パスを表示させコピーする方法でした。
今回マイクロソフトサポートのツイートでもあったような、コマンドの画面にドラッグするという方法も便利かもしれません。今度機会があれば試してみようと思っています。
まぁやり方は人それぞれ、いろいろあるでしょうけど、こんな方法もあったんですね。いい勉強になりました。
<参照>
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