PowerPoint で作成したスライドに発表者のビデオ画像を取り込める「CAMEO」(カメオ)。
こちらについては、以前にもご紹介しましたので、詳細は以下の記事を参照してください。
まだベータ版でしか利用できませんが、2月には Windows 向けに、3月には Mac 向けに展開されました。そして今回は、やはり新たに生まれ変わった レコーディングスタジオにて、"CAMEO" が利用できるようになりました。
もちろんまだその対象は、Office Insider Beta 版 となりますので、一般の方が利用できるようになるにはまだちょっと時間がかかりますし、また Beta 版ではありますが、Beta 版 ユーザーすべての方が利用できるようになるにも時間がかかります。
ですので、Beta 版をご利用の方でもまだうちには反映されていないという方も大勢いらっしゃるかもしれませんが、そうした方々は今しばらくお待ちください。
では早速現在の展開にあたってのその仕様を確認していきましょう!
-- 対象:
Office Insider Beta Channel Ver.2207(ビルド15425.20000) 以降
** ということで Windows 版 のみが対象となります
-- 必要なシステム構成:
- Web カメラとマイクが搭載されたコンピューターが必要です
- コンピュータのプライバシー設定で PowerPoint にカメラの許可しておく必要があります
レコーディングスタジオについては、すでにすべてのユーザーに展開されておりますが、CAMEO(カメオ) という機能自体が、まだ Stable 版には展開されていないので、今回紹介されているような使い方ができるようになるにはもうちょっと時間がかかるのかもしれません。
ちょうどいまも、Windows 版 Office Insider Beta Channel に更新プログラムが到着しており現在更新中。さてこの更新で利用できるようになるのか?ちょっと楽しみです。
【更新】
つい先ほど(6/30)更新が完了し、Windows 版 Office Insider Beta Channel は、Ver.2207(ビルド15427.20000)となりました。Beta Channel の割には、前回の更新が 6/15 Ver.2207(ビルド15407.20000)でしたが、すっかりご無沙汰した感のある半月ぶりの更新。
先ほどちらっと確認しましたが、レコーディングスタジオで、CAMEO がきちんと利用できることを確認しました。
ところで、Beta Channel で、Ver.2207(ビルド15402.20002)以降発生してた更新後のエラー表示。更新が完了しても、あるいは更新がなくても、「エラーコード:30088-27」 というエラーが表示されていました。
更新をクリックして、更新がなければ「最新の状態です」と表示されたのち、「問題が発生しました」と表示され、Ver.2207(ビルド15402.20000)から、Ver.2207(ビルド15407.20000)への更新の際には、更新が正常に完了しているにもかかわらず同様に「エラーコード:30088-27」といったダイアログが表示されておりました。
早々にフィードバックもしておりましたが、今回の Ver.2207(ビルド15427.20000)でこのエラーも改善され、更新後こうしたエラー表示が出なくなったことを確認いたしました。
<参照>
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