最近は、PCの画面解像度もどんどん高くなってフルHD(1920x1080)は当然です。デスクトップであれば、ゲームなどをされる方はより解像度の高い高品質なモニターを利用されているケースも多いですし、ノートPCですら、高解像度なものがどんどん出てきています。ノートPCと、外部ディスプレイなどをつないで、マルチディスプレイで利用するケースもあれば、フルHDを超える8K(7680×4320)、4K(3840×2160)、WQHD(2560×1440)といった高解像度のディスプレイをご利用のケースもあるでしょう。
さてそんな感じで画面解像度が高くなって領域を広く利用できるようになると、ついつい複数のウィンドウを開きっぱなしにしがちです。もちろんお仕事などで、あれや、これやと複数の画面を立ち上げて作業していかないといけないケースの場合には当然な光景なのかもしれません。
さてそうやって複数のウィンドウを起動して作業を同時に進めるにあたって、必要なウィンドウを使いやすいようにどこに配置するか?といった問題が出てきます。作業の効率化という部分でも必要になってくる要素ですね。そうした開いた複数のダイアログボックスを整理するための機能が、「Windowsスナップ」といいます。
Windows 10 では、上下左右にウィンドウを移動したり、Windowsキー+矢印キー でウィンドウの位置なども変更できますが、Winodws 11 になるこうしたショートカットキー以外にも、さらに便利にレイアウトの配置ができます。
こうした機能、メーカーなどが提供しているアプリなどもあり、OSの機能だけではなく、ユーティリティとして提供されているケースもあります。
--ウィンドウのスナップ機能をオフにする:
逆に今回ご紹介しているような複数の画面を同時に表示して作業するケースはほとんどないという方の場合には、うっかりウィンドウをマウスでドラッグしてたら画面半分になってしまったとか、知らないうちにショートカットキーを操作したことで画面が突然半分になってしまった...などとならないためにはこうした機能はオフにしておいて使用されるののもありかと思います。
Windows 10の場合:
スタート>設定>システム と開いて、左ペインの "マルチタスク" をクリックします。
Windows 11の場合:
スタート>設定>システム と開いて、右ペインのマルチタスクのところにあります
有効にする&無効にする はそれぞれのご利用環境によって異なるかもしれませんが、効率よく作業を行う、画面を整理して、あの画面はどこに行った?とバタバタしないためにも、こうした機能は上手に使いたいものですね。
<参照>
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