2022年05月18日

Mac 版 Microsoft 365 などの Office 製品をロールバックする

これまでにも何度か取り上げている Mac 版 Office 製品のロールバック。
  • アップデート後にアプリが起動しない
  • アップデート後にファイルが開けなくなった
  • プログラム自体が起動できなくなった
など
様々な状況下でこうしたトラブルに見舞われた場合、アップデートなどが要因で起動できなくなったのかを検証するためにも、ロールバック(バージョンダウン)が必要になることがあります。

さてこのロールバック。Windows 版 の Office 製品 と Mac 版 との違いは、Mac版 は Windows 版 みたいにコマンドを使用してごちょごちょやるのではなくて、プログラム本体とその設定ファイルを削除して再インストールするという流れになります。

ある意味では単純な手順になるわけですが、macOS も、Big Sur 以降、削除すべき 設定ファイルの場所なども変わってきたこともあったので、改めて整理して取り上げることといたしました。


--実行プログラムと設定ファイルの削除:

基本的には以下のサイトにもあるように、設定ファイルを削除します。どちらのサイトも同じことなんですが、SWAYの方がわかりやすいかもしれませんね。

そして「Office for Mac のアンインストール」にもあるように、実行プログラムを削除します。

20220517-5-1-1.jpg 20220517-5-1-2.jpg 20220517-5-1-3.jpg

--プログラムのダウンロード:

当然ながら、ロールバックの場合には、古いバージョンが必要になります。新しいものであれば、Microsoftアカウントなどでサインインしてダウンロードしてインストールすることになりますが、ロールバックの場合には、「Office for mac の更新履歴」から古いバージョンをダウンロードして行います。

20220517-5-2-1.jpg 20220517-5-2-2.jpg
上記サイトの、「Office for Mac のリリース履歴」のところでは、最新のものからちょっと前の古いものまで、そのリリース日順に、インストールパッケージ及び、更新プログラムパッケージがダウンロードできるリンクが貼られています。

現在は最新のものについては、Office全体のインストールパッケージの他に、Word、Excel、PowerPointなど単体製品のインストールパッケージと、更新プログラムパッケージが提供されていましたが、現在は、残念ながら単体製品のインストールパッケージは最新のもの以外はダウンロードできないようです。

Mac 版の Office の場合には、Office の統合パッケージではあっても、Windows 版のように入れ直しの場合にはすべてを入れなおさないといけないわけではなく、Word や Excel などアプリ単体での入れ直しができたので非常に便利だったんですが、現在はこれができなくなってしまいました。

ということで、ロールバックする場合には、仮に Word や Excel など一部の製品 のみで発生している不具合であったとしても、現時点では、Office製品すべてをロールバックするしかないようです。


** 以前は、もうちょっと個別のプログラムのインストールパッケージもあったわけで、念のためフィードバックしたら、今後の検討材料にしますとのことのお返事がさっそく届きました.... さて今後どうなるのか? 期待して見守っていきます。


<参照>


-- 以前取り上げた Office for mac のロールバック関連記事:




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posted by クリック at 16:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | MAC版Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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