先日、macOS Monterey がリリースされたこと、そしてそれに伴い、Office for Mac のサポート対象OS が変わることについてご紹介しました。
たまたま Microsoft コミュニティに、この件について記事を書いていた時に、この中でも触れましたが、mac の場合 macOS が新しくなれば、その対象デバイスも新しくなることをうっかり忘れてたので、改めてこちらでご紹介させていただくことにしました。
【macOS の技術仕様とサポート対象製品】
mac ユーザーの方は今更ご紹介しなくてもご自身の mac がどんなものか?はお分かりのことと思います。
アップルマーク > この Mac について
とクリックするとご使用の Mac のハード仕様が表示されます。もっともここで表示されるものはハード仕様といってもごく簡単なもので、もう少し詳細な情報を確認するのであれば、さらに上記の画面から、"システムレポート" をクリックするか?
option キーを押しながら、アップルマーク > システム情報
とクリックすれば詳細なシステム情報が確認できます。
うちの上記の mac でいうと 「MacBook Air (13-inchi, Early 2014)」というのが、ハードになりますし、それ以下が簡易的なハード仕様が表示されています。
では具体的に、直近の macOS のハード仕様を確認してみることにしましょう。
- macOS Catalina 10.15
- macOS Big Sur 11.0
- macOS Monterey 12.0
1) macOS Catalina 10.15:
MacBook(Early 2015以降)
MacBook Air(Mid 2012以降)
MacBook Pro(Mid 2012以降)
Mac mini(Late 2012以降)
iMac(Late 2012以降)
iMac Pro(2017)
Mac Pro(Late 2013以降)
MacBook Air(Mid 2012以降)
MacBook Pro(Mid 2012以降)
Mac mini(Late 2012以降)
iMac(Late 2012以降)
iMac Pro(2017)
Mac Pro(Late 2013以降)
2) macOS Big Sur 11.0:
MacBook(2015以降)
MacBook Air(2013以降)
MacBook Pro(Late 2013以降)
Mac mini(2014以降)
iMac(2014以降)
iMac Pro(2017以降)
Mac Pro(2013以降)
MacBook Air(2013以降)
MacBook Pro(Late 2013以降)
Mac mini(2014以降)
iMac(2014以降)
iMac Pro(2017以降)
Mac Pro(2013以降)
3) macOS Monterey 12.0:
MacBook (Early 2016以降)
MacBook Air (Early 2015以降)
MacBook Pro (Early 2015以降)
Mac mini (Late 2014以降)
iMac (Late 2015以降)
iMac Pro (2017以降)
Mac Pro (Late 2013以降)
それぞれの macOS が導入可能な mac 本体の対象は上記のようになっています。
当然ながら対象外の mac には、新しい macOS をインストールすることはできません。
【Office 製品をアップグレードするために】
Office 2019/2021/Microsoft 365 といった製品を新たに導入するには、macOS Monterey 12.0 の登場により上記でご紹介した macOS が必要になります。
今回ご紹介した様に、macOS をアップグレードするためには、そのハード、つまり mac 本体が その OS に対応している必要もあり、古いハードで、macOS 自体が対象バージョンまで更新できない場合には、mac 本体も買い替える必要が出てきます。
Microsoft 365 Personal の例ですが、上記の画像にもあるように、Mac にインストールする際の画面も以前とちょっと変わり、サポート対象の OS についても言及されていますね。
うちの MacBook Air も、新しい macOS Monterey 12.0 のサポートからは外れてしまったので買い替えないといけない時期が来てるのでなるべく早めにと思っているものの、M2チップ搭載の MacBook Air の話があるとなかなか今から M1 Mac にするのもなぁ?と躊躇しているわけですが....
<参照>