Windows 11 の新機能の一つとして、Android アプリが実行できる.... という機能があります。一昨日 Windows 11 がリリースされて、各種メディアでも、この部分が強調されてたりするケースもあるようですが、残念ながら現時点ではこの機能は利用できません。
一昨日、ラジオやTVの報道を見聞きして、Android アプリが利用できるなんて部分が前面に報道されて肝心なところも報道されていないので、今回この部分について、注意が必要なので取り上げてみました。
-- Android アプリを実行する機能は今回は搭載されていない:
結果から最初に申し上げますと、この機能は、Windows 11 リリースの今回の段階では、搭載が見送られております。ですので、現段階ではAndroidアプリは利用できません。
US時間9月28日付のブログ "Microsoft Store: More apps, more open" によれば、数か月以内にとあるようですがはっきりといつになるか? は明言されておりません。
もちろんこの機能は Windows 11 の新機能の一つでもありますので、今後搭載される見込みではありますので、その時までお待ちください。
-- なんでも実行できるわけでもない:
今回、Android アプリが実行できるようになる背景には、Amazon との協力もあってのことになります。
ですので、Android アプリが スマホのように Google の PlayStore からダウンロードできるわけではなく、Microsoft Store 経由で、Amazon AppStore にアクセスし、そこからダウンロードできるものに限定されます。
ご存じのように、Amazon AppStore は、Amazon Fire TV、Fire タブレット向けのアプリを提供する場です。Amazon AppStore でのラインナップ次第ということになるので、Android 向けのアプリがなんでも利用できるの?というのとは、実際にはちょっと意味合いが異なりますので注意が必要です。ただしそれを含んでも大きな一歩ではあるわけですね。
Amazon Blogs では今回の Windows 11 のローンチ当初は、あくまでもUSでのみ展開されている機能とありますが、US環境でも現段階では搭載が見送られており、おそらく来年以降に展開されるのではないか?との見込みです。ですので日本語環境となるとさらに先のお話になるかもしれませんね。
この機能は、今後 Windows Insider 向けに提供されてTESTをした上で、通常版にリリースされることになるかと思いますが、その頃になれば新たに告知されるものと思われますので、その際には改めてご紹介させていただきます。
<参照>