先日、Office が "WebP" の挿入に対応したことをご紹介しました。
そこで、改めて Microsoft Office の各アプリが対応可能な画像フォーマットについて確認してみました。巷には様々な形式の画像ファイルがありますが、もちろんすべてのものが Microsoft Office の各アプリで利用できるわけではありません。
また前回ご紹介したように、Web で使用されているフォーマットだとしても、Microsoft Office のアプリでは利用できないものもあります。ではどこまでのものが利用でいるのか?
今回はそんなところを確認してみました。
Office の各アプリで利用可能な画像形式を取り上げるにあたって、
- 取り込みが可能な画像形式
- 書き出しが可能な画像形式
と2つの観点から見ていく必要があります。Officeの各アプリ内に取り込むだけではなく、Office製品には "図" としてファイルを書き出す機能もあったりします。ということで、この2つについて見ていきます。
【取り込みが可能な画像形式】
一番単純なこところでいえば、 挿入 > 画像 > このデバイス とするのが一番わかりやすいかと思います。
"すべての図" として、
emf、wmf、jpg、jpeg、jfif、jpe、png、bmp、dib、rle、gif、emz、wmz、tif、tiff、svg、ico、avif、webp
といった画像形式が指定されています。
上記は、Word での例ではありますが、Excel、PowerPoint ともにここは一緒でした。
* オブジェクトとして挿入する(OLE)ケースもありますが、こちらの場合には Office の機能として対応しているというわけではなく、導入されているプログラムによるものなので対象外としています。
【書き出しが可能な画像形式】
Microsoft 365 の各アプリには、画像の上で右クリックすることで "図として保存" という形で、導入されているデータを画像ファイルとして保存できる機能があります。
その場合、PNG、JPEG、GIF、TIFF、BMP、SVG、EMF、WMF となります。 "図として保存" という形で保存したからと言って、アプリや元データによって ベクターデータに書き出せないものもあります。ビットマップデータは、ビットマップデータに、ベクトルデータはベクトルデータとして保存は可能です。
先日ご紹介した "WebP" については、残念ながら Office のアプリでは取り込むことはできても、"図として保存" として保存(書き出す)まではできません。"WebP" 形式に保存するのであれば、やはりフリーのものであれば GIMP などといったグラフィックスソフトを利用する必要があります。
<参照>
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