2021年08月06日

Word for the web でしか利用できない "トランスクリプト" 機能

デスクトップ版の Office の各アプリに比べれば、機能的に劣ると思われがちな "Office for the web"。
でも中には、デスクトップ版についていないような機能もあったりします。

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今回は、Web 版の Word でもある "Word for the web" でしか利用できない "トランスクリプト" という機能についてご紹介します。


【"トランスクリプト"ってどんな機能?】

簡単に言ってしまえば、"文字おこし" の機能になります。Office インテリジェント サービスの1つでもあり、Microsoft 365 サブスクライバーのみが利用できる機能になります。

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Word for the web 自体には、この機能が搭載されていますが、無料の Microsoft アカウントで、Word for the web をご利用の場合、この機能を利用する際には、Premiumサービスへのアップグレードが求められます。

--利用環境:
  • Microsoft Edge、Google Chromeといったブラウザ
  • Microsoft アカウント
  • Microsoft 365 サブスクリプション

--使用方法:

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  • ディクテーションの機能を利用して録音しながら、さらに文字おこしも行う
  • 録音データを利用して文字おこしを行う

--操作方法:
  1. Word for the web を起動
  2. ディクテーションのところの、" V " から、トランスクリプトをクリックします
  3. その後は、使用する言語を選択します。
    音声をアップロード:既存のオーディオデータをアップロードして文字おこしをします
    録音を開始:ディクテーションの機能を利用して録音しながら文字おこしを行います

【MP3の音声ファイルを読み取ってみる】

以下は一例ですが、Radikoで流れていた番組の一部を audacity を利用して録音。その後、MP3 に書き出したファイルを利用して、"トランスクリプト" を利用してみました。

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  1. トランスクリプトを起動し、音声データをアップロードします
  2. 読み取りが完了すると、トランスクリプトの作業ウィンドウに内容が表示されます
  3. その後、Wordのデータに書き出すためには、"ドキュメントの追加" をクリックして、必要に応じて、"スピーカーとタイムスタンプを使用する" などを選択すると、ドキュメントに挿入されます

【使用感】

英語のやり取りを、言語選択のところで、"日本語" にしておくとまともに使えません... "翻訳" までは無理ですが、英語であれば、事前に "英語" をちゃんと選択しておけば、きちんと "英語" で文字おこしされてきます。

日本語は日本語、英語は英語、ちゃんと言語選択さえ誤らなければ、結構まともに文字おこしができますので、文字おこしできたあとで、必要なら、Microsoft Translator などを利用したりして、翻訳してみるといいかもしれませんね。


<参照>



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posted by クリック at 16:00| 東京 ☀| Comment(0) | Word | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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