Internet Explorer が、2022年6月にサポートが終了する件は、ご存じのことと思います。
さらに、"Microsoft 365 アプリの Internet Explorer 11 のサポート終了と Windows 10 での Microsoft Edge レガシー版のサービス終了" にもあるように、Microosft の様々なサービスも順次 Internet Explorer をそのサポート対象外として外されつつあります。
そんな移行期間のために用意された、Microsoft Edge の Internet Explorer 互換モード。
この Microsoft Edge に搭載されている Internet Explorer 互換モード(以下、IE互換モードと略)も、当初より話もありますが、その利用期間に制限があります。つまりずぅ〜っと、IE互換モードが利用できるのか?というと、そういう意味ではないっていうところを確認のため取り上げてみました。
【Internet Exploer のサポート期間】
以前に、
と取り上げましたが、Internet Explorer のサポート期間もOSによって異なります。
先日発表があったものでいえば、"Internet Explorer は Microsoft Edge へ – Windows 10 の Internet Explorer 11 デスクトップアプリは 2022 年 6 月 15 日にサポート終了" にもあるようにコンシューマー向けのWindows 10 Pro / Home については、2022年6月15日となっています。さらに "Internet Explorer のサポート終了は、プラットフォームにもよる" でもご紹介しましたが、コンシューマー向け製品で言えば、Windows 8.1 の場合には、OSのサポート終了まで、つまり "2023年1月10日" となっています。
-- IE互換モードのサポート期限:
"ライフサイクルに関する FAQ - Internet Explorer および Microsoft Edge" などいくつかの記事の中でも触れられておりますが、Microsoft Edge の IE互換モードも、そのサポートは、現時点では 2029年までとされています。
もちろんあくまでも現在の時点ではということで、上記のサイトにもありますが、"IE モードのサポート終了を少なくとも 1 年前に通知します" とあるように、仮に変更になったとしても "IEモード" のサポートが終了する場合には再度通知もあるようです。
なので当然ながら、Internet Explorer の終了が発表された今日。Internet Explorer から Microsoft Edge への移行は必須事項となります。IE モードはあくまでも移行期間のための措置、つまり次に移行するための経過措置に過ぎないことを肝に銘じておく必要があるわけですね。
<参照>
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