Windows 10 の推奨ブラウザが、Microsoft Edge になっても、後方互換のためにいまだにサポートが続いている "Internet Explorer 11" ですが、とうとうサポート終了の公式な日程が公開されました。
このブログでも、何度もご紹介していますが、Internet Explorer 11 では利用できなくなっているサイトがどんどん増えていく一方で、一部の企業や、団体の Web サイトなどではいまだに Internet Explorer でないと利用できないサイトがあるのも事実。
今回のサポート終了日の公式発表で、Internet Explorer をサポート対象外とするサイトもさらに増えるんでしょうね。
【Microsoft 365 は、2021年8月17日まで】
さてすでに先行してサポート期限が提示されている "Microsoft 365 アプリ" の "Internet Explorer11" のサポート。
上記の Windows Blogs の中で、すでに 2020年8月18日に公開されており、そのサポート終了日が、 "2021年8月17日" と迫ってきております。
当然ながら、2021年3月9日にサポートが終了した Microsoft Edge Legacy(旧:Microsoft Edge)はサポート対象外になっていますが、加えて、8月17日以降は、Interet Explorer 11 もサポート対象外になります。
--サポート対象外になるとどうなるのか?:
IE 11 上での動作が制限されるので、
- Microsoft 365 アプリ・サービスへの接続ができなくなる
- 接続できても利用できる機能が制限されてしまう
といったことになります。
Office for the web の利用も 2021年8月17日以降は、難しくなるかと思います。
現在、私も自宅では、Surface 2(Windows RT 8.1) の Internet Explorer 11 を利用して Office for the web にアクセスしていますが、これも夏以降は厳しいってことになりますね。Internet Explorer しか利用できない Surface 2 のようなデバイスはほんと引退ですね....
ちなみに、Windows RT 搭載のデバイスは、Surface/Surface 2 といった Microsoft の製品以外にも、NEC の LaVie Y LY750/JW、ASUS VivoTab RT TF600Tなどいくつかのメーカーから出ておりましたが、条件としては一緒です。
それにしても、Office for the web の対応OS のところで、Windows Vista や、Windows 7 でも一部制限はあるものの、Firefox や、Google Chrome であれば利用できる...というのは別の意味でびっくりしました。
これまで Microsoft Edge(Chromium版)を利用するようにアナウンスされていてもなかなか進まなかったという部分もありますが、今後はこれでお尻がはっきりしたことから、Microsoft Edge への移行が加速してくれるといいですね。
あぁ〜、うちの Surface 2 も、引退だなぁ...
<参照>
【関連する記事】
- いよいよあと数時間で、Internet Explorer 11 の完全無効化へ
- Internet Explorer 11 がいよいよ無効化へ
- 2つの Internet Explorer 11
- Internet Explorer 11 のサポートが終了
- 動画サイトの利用環境
- Internet Explorer を起動したら、下部に、Microsoft E..
- IE11での Office for the web のサポートが終了、アクセスで..
- Internet Explorer 11 で、PDFファイルが開けない
- Internet Explorer のサポート終了は、プラットフォームにもよる
- Internet Explorer と、Microsoft の各種サービスの対応..