Microsoft Teams というと、学校や会社などの法人向けのビデオチャットの機能ばかりが先行しているイメージがありますが、このアプリ自体は、無料で一般ユーザーもご利用いただけるものです。
ただし当然ながら、利用できる機能については、学校・法人向けの有料の機能と全く一緒とはいかないのは致し方ないところ。
しかし、長引くコロナ禍という背景も反映して、無料で利用できる個人向けの機能強化も進んでおります。
【強化ポイント】
- ビデオ通話の機能強化
- チャット機能の充実
- 1つの場所で情報整理
- アニメーション機能などでの喜びの共有
- ビデオ通話に誰でも招待
といったポイントが紹介されております。
1) ビデオ通話の機能強化:
1:1のビデオ通話については、24時間利用が可能になったこと。さらに、法人向けにはすでに提供済みですが、Togather モードが新たに利用できるようになりました。
2) チャット機能の充実:
ビデオばかりではなく、テキストを利用したチャット機能にも機能が追加されています。但し機能によってはまだ利用できないもの、あるいはモバイルデバイスに限られるものもあります。
3) 一つの場所で情報整理:
ビデオ、チャット、ファイル共有など、一つのプラットフォームともなりつつあるTeams ですが、"日常生活の情報整理をすべての場所で" をモットーに機能強化が進んでいます。
4) アニメーション機能などでの喜びの共有:
絵文字、ミーム、GIF、チャット内アニメーションを利用して、単なる言葉やテキストのやり取りだけではなく喜びの感情も共有するためのツールが用意されています
5) ビデオ通話に誰でも招待:
Microsoft Teams のミーティングは、相手が Microsoft Teams を持っていなくてもブラウザがあれば利用可能です。ご利用いただけるブラウザは、"Webクライアント" をご参照ください。
さらにそれぞれの項目からリンクをたどると....
といった詳細な情報が公開されています。
Microsfot Teams の一般ユーザー向けサイトの脚注を見ると....
「2. 誰とでも 1:1 の通話で顔を合わせて最長 24 時間、無料で話すことができます。グループ通話 (3 人以上) の場合は、最大 100 人の参加者と最長 60 分間、無料で話すことができます。新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の状況を考慮して、これらの制限を変更いたします。当面は参加者最大 300 人で最長 24 時間、無料で話すことができます。」
とあるように、このコロナ禍の状況を鑑みて制限が解放されているという一面はありますが、一般ユーザーでも利用できる内容が充実してくれているのは非常にありがたいですね。
ロードマップの中で紹介されている機能は、必ずしも個人向けで利用できるものでもありませんが、どんどん進化する Microsoft Teams。
ぜひ個人アカウントでも使ってみてください。
ところで、Microsoft のサポートページを見ると、こうした個人向けの Microsoft Teams については、"Microsfot Teams Personal" 何て表示されていますが、個人向けのものってこうした表示をされてたんですね...
<参照>
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