新しいものにはいろいろ問題も発生しうることはよくあることですが、昨年投入された Apple の Apple Silicon M1 搭載のMac では、先日ご紹介した Safari 14.0.3 の問題の他にも、ICカードリーダーの一部が使えないというトラブルもあるので注意が必要です。
先日ご紹介したのが、最新版の Safari 14.0.3 では、e-Tax(マイナンバーカード方式)利用の際に、マイナンバーカードの認証が進まない件をご紹介しました。
実は、昨年秋に投入された Apple Silicon M1 搭載の Mac の場合には、先日ご紹介した認証以前に カードリーダー自体が利用できないケースが確認されているようです。
もちろん、ICカードリーダーを購入する際には、OSは確認するでしょうけど、macOS 11.0 BigSur に対応しているからと言って必ずしも Apple Silicon M1 の Mac でも確定申告の際に問題なく利用できるとは限らないようです。
確定申告書等作成コーナーのお知らせによれば、
「ICカードリーダライタの種類によっては、Apple社のM1チップが搭載された最新のMacBook等に未対応のため、マイナンバーカード等の電子署名等が正常に動作しない場合があることを確認しています」
とのこと。もちろんPCを買い替える前から利用されていたICカードリーダーもそうですし、新しく購入される場合にも注意が必要です。
具体的にはどれがダメで、どれだったら大丈夫...ということまでははっきりわからないようで、メーカーに問い合わせるようにあったりしますが、読み取りに失敗するなどのケースがある場合には疑う必要もありそうですね。
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