今回ご紹介する Word の機能は、Word for the web ならではの機能の一つになります。
Word には、Webコンテンツ(動画)を挿入する機能があります。
Word for the web でも、当然デスクトップ版の Word でもこの機能はサポートされているわけですが、昨年12月の Windows Community で取り上げられたブログによると、Word for the web では、この取り込み可能なソースがさらに拡充されることになったようです。
いわゆるデスクトップ版の Word の場合には、"Word でのオンラインビデオの挿入と再生について" の中で、 "Vimeo"、 "YouTube"、 "SlideShare.net" といったサイトのデータが挿入できることが紹介されていますが、Word for the web では、さらに多くのソースからの挿入が可能になっているようです。
またデスクトップ版と異なり、Web版の Word では、オンライン版ならではの機能になっています。今回はこちらの機能についてご紹介いたします。
【Webコンテンツを挿入する】
-- デスクトップ版の場合:
挿入タブ>オンラインビデオ とクリックして、今回は YouTube にて公開されている Microsoft チャンネルの、Microsoft Teams の URL を貼り付けてみました。
デスクトップ版の場合、ご覧の様な形で貼りつきますが、クリックしても以下のようになってしまいます。大きく表示することもできません。
-- Word for the web の場合:
特にメニューにはありませんので、文中に、YouTube などのアドレスをコピーして直接貼り付けます。
エンターをすると、Word for the web の画面上で再生が可能な状態で貼りつきます。"表示形式" のところから、ハイパーリンクでの表示も可能です。
コンテンツの再生ボタンをクリックすれば、Word for the web に貼り付けた状態で再生されます。
【利用可能なソース】
利用可能な動画のソースは以下のようになります。
-- デスクトップ版:
- Vimeo
- YouTube
- SlideShare.net
-- Word for the Web:
- Flipgrid
- Microsoft Stream
- Microsoft Form
- Microsoft Sway
- SlideShare
- TED Talk
- Vimeo
- YouTube
オンラインマニュアルなどとして利用する上でも、そのまま動画コンテンツも再生が可能ですから、非常に便利ですよね。是非ご活用ください。
<参照>
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