2020年12月06日

Mac 版 Office の対応OSと現在のリリース状況

先日、Mac 向けには、 macOS 11.0.1 Big Sur がリリースされ、さらには Apple Silicon 搭載の M1 Mac が登場するなど、かなりいろいろと忙しかった 2020年の秋。

Windows 10 も、Ver.20H2 October 2020 Update がリリースされたものの、すっかり Mac の方ばかりに目がいってしまいます。

さて macOS 11.0.1 Big Sur のリリースにより、これに関連して Microsoft 365 もサポート対象になるOSが変わりました。ここで改めて、mac 向け Office の 現行のサポートOSと、そのリリース状況を整理してみました。


【Microsoft 365 は、macOS10.13 High Sierra はサポート対象外】

すでにご存じの方も多いと思いますが、Microsoft 365 がサポートする対象 OS は、最新のものを含めて3つ前まで。つまり先日 Big Sur が正式にリリースされたので....
  • macOS10.14 Mojave
  • macOS10.15 Catalina
  • macOS11.0   Big Sur
の3つとなりました。

-- 現在リリースされている Office 製品:

現在、macOS 向けにリリース・サポートされている Microsoft Office 製品は以下の通りです。
  • Microsoft 365 
  • Microsoft Office 2019
現在リリースされている最新バージョンは、ともに Ver.16.43(20110804) となります。
但し注意が必要なのは、Office 2019。永続版にはサポート期限が設けられています。Office 2019 for Mac の製品のサポート期限は、2023年10月10日。Mac 版の場合には、Windows 版でいう延長ストリームがないため、サポート期間が短くなっています。

-- サポートが終了した製品:

Mac 向けの Office 製品で、以下の製品はサポートが終了しております。
  • Office 2011:2017年10月10日
  • Office 2016:2020年10月10日
ただし、Microsoft 365 Personal で、インストールするためにアクセスすると、現在の時点(2020/12/06)では今のところ、 macOS10.10/10.11 向けに、Office 2016 Ver.16.16.20101200 (2020年10月13日リリース)が提供されているようです。実際にダウンロードを始めるとこのバージョンのイメージファイルのダウンロードが始まります。

20201206-1-1.jpg 20201206-1-2.jpg 20201206-1-3.png

ただしこれはあくまでも現状提供されているにすぎないためいつ利用できなくなるか?は不明です。上記のようにインストールの画面になると、まだ "MacOS Sierra 10.13.6 以降が必要です" とあることから、表示自体もまだ古いままのようです。順次この画面も新しいものに変更されることでしょう。

※ インストールの画面については、"MacOS Sierra 10.12" "MacOS High Sierra 10.13" なので、表示の誤りのようです。


【macOS 向け Officeのバージョン】

--サポートが終了した製品:

Office 2016 バージョン16.16.27 (20101200)  2020年10月10日にサポートが終了

--現在サポート中の製品:

Office 2019/365 バージョン16.43(20110804)

この他、Office Insider 向けに、Beta Channel/Current Channel(Preview) といった形の製品もございます。詳細は、Office Insider のページをご確認ください。



<参照>




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posted by クリック at 22:00| 東京 ☀| Comment(0) | MAC版Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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