ちょうど半月ぐらい前に、以下のような記事を取り上げました。
この時には、確定申告のサイトで マイナンバーカード& e-Tax という形で確定申告をするには、まだ Internet Explorer 11 か? Microsoft Edge(Legacy)が必要でした。
Internet Explorer はすでに開発もストップしているし、昨今では、Internet Explorer で、Twitter など Internet Explorer を非推奨とするサイトに接続すると、Microsoft Edge の導入を促されたり、すでにインストール済みだったりすると、Microsoft Edge にリダイレクトされて表示されたりしておりました。
なので一般的には、Microsoft Edge や、Google Chrome、Firefox などといった別のブラウザの利用が推奨されつつあります。しかし、そうした時代の流れに、世の中はまだまだ追いついてこなかったのが現実で、確定申告のサイトもその一例でした。
さてこの状況が、何とか?来年、令和3年1月からは変わるようです。
【令和3年1月以降から推奨環境も刷新!】
国税庁のWebサイトによると、令和3年1月から "確定申告書など作成コーナー" の推奨環境を拡大、マイナンバーカード方式による e-Tax による申告においても、Google Chome や、New Microsoft Edge での利用が可能になるようです。
-- e-Tax を利用した確定申告:
e-Tax を利用した確定申告には、
- マイナンバーカード方式
- ID/パスワード方式
といった2つの方法があります。
今年は、コロナ禍の影響もあって給付金の申請にマイナンバーカードを取得された方も多いかと思いますが、せっかくだからマイナンバーカードを利用して確定申告をしようとした場合、従来までは、Internet Explorer11 と Microsoft Edge(Legacy) でないとできませんでした。
--令和3年1月から推奨環境が拡大:
"Chrome×マイナンバーカード方式始まります!" のところで、上記の様に "令和3年1月以降推奨環境" を見ていただくとお分かりの様に、マイナンバー方式でも、Microsoft Edge や、Google Chrome が追加されました。
但し注意が必要なのは、これでどんなブラウザでも大丈夫か?というとそうでもなく、
- Firefox
- Microsoft Edge Legacy
の2つについては除外されています。
Windows 10 Ver.1909 までは、更新状況によっては、まだ Microsoft Edge Legacy が残ったままの方もいらっしゃるかもしれませんが、今回の改定により、Microsoft Edge Legacy が外されています。
おそらく、先日公開された Windows 10 Ver.20H2(October 2020 Update)以降からは、Microsoft Edge Legacy が非搭載になったという背景もあるんでしょう。また、それ以前の Windows 10 の場合には、順次更新などで、Microsoft Edge Legacy から New Microsoft Edge に更新されているはず....という考えなんでしょうね。
"令和2年分 確定申告特集(準備編)" のサイトには、"このサイトは、1月上旬にリニューアル予定です" ともあります。すでに確定申告の準備などされていらっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、e-Tax 方式で申告される方は、リニューアル後のサイトも是非ご確認ください。
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