だいぶ前に取り上げたネタなんですが、October 2020 Update も当たったことだしという事で、ここで、F8 キーを押して、セーフモード 起動できるように設定が可能か?改めて確認してみました。
以前取り上げたのは、もう5年前。ちょうど、Windows7 から移行して、セーフモード起動するのが面倒ってことで取り上げてみたわけです。
もっともその後も、セーフモードで起動する手順は変わりないわけですが、Windows7 までの時の様に、電源投入直後に、F8キーを押せば、詳細ブートオプションのメニューが表示される方が、やっぱり便利ですよね...
【セーフモードでの起動方法】
当然ながら、ちゃんとセーフモードで起動する方法は、Microsoft の Web サイトでも、またPCメーカの Web サイトでも、必ずと言っていいほど紹介されています。
さらにWindows が正しく動作しなくなった場合でも、Microsoft の Web サイトでも、電源ボタンの長押しを3回繰り返して、winREに切り替わってからオプションを選択して.... 何て方法も案内されているわけですが、強制終了を繰り返す...何ていうのもちょっと抵抗を感じる方も多いかもしれません。
かといって、msconfig やら、設定メニューからたどっていくのも大変。また正しく動作しなくなった状態であったりすると、こうしたメニューからたどって起動させるのも困難になります。
ならば、Windows7 までの時みたいに、F8キーを押せば、詳細ブートオプションメニューに入れるようにしておくのが便利ですよね。
【設定は簡単!】
"コマンドプロンプト" って聞くと、難しそうに思われるかもしれませんが、このブログで紹介しているコマンドの部分を右クリックしてコピーして貼り付けるだけなので、設定は簡単です。
-- 設定手順:
1) タスクバーの検索ボックスに、"cmd" と入力し、"コマンドプロンプト" が表示されたら、"管理者として実行" をクリックします
2) コマンドプロンプトの画面が表示されたら、
bcdedit /set {default} bootmenupolicy legacy
のコマンドを入力します。上記の部分をドラッグして選択し、右クリックからコピーするだけでOKです
3) コマンドプロンプトの画面で右クリックすると、コピーしたコマンドが貼りつきます
4) 最後にエンターを押して、"この操作を正しく終了しました" と出れば完了です
5) 実際に設定完了後、PCを再起動してみて、F8キーを押してみた結果の画面が以下の通りです
【設定を元に戻すには?】
では逆に、今回の設定を元に戻す方法についてもご紹介しておきます。
1) 設定するときと同様に、まずはコマンドプロンプトを管理者として実行します
2) そして以下のコマンドをドラッグして、右クリックからコピーして、コマンドの画面で右クリックしえ貼り付けます
bcdedit /set {default} bootmenupolicy standard
3) 最後にエンターを押して、"この操作を正しく終了しました" と出れば完了です
以上の方法で、設定は元に戻ります。
<参照>
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