すでにご存じで、ご活用されている方も多いと思いますが、私的には最近改めて気が付いたので、備忘録として取り上げてみました。
資料を作成中などに、Webページのデータを引用しようとコピーして貼り付ける.... そうすると、そのWebサイトで指定されている書式まで貼り付けられてしまって、逆にプレーンテキストに戻すのが面倒だなぁ....っていう時ありますよね?
もっとも上記の様にWordであれば、貼り付けオプションが表示されるので、そこからテキストにすることはできるのですが、こうした Office アプリの様にはいかないケースも多々あります。
私の場合には、もっぱらこうしてブログを作成するために、Evernote を利用して、ネタ集めしていると、気が付いたWebサイトの情報を常日頃コピーしているんですが、この場合も同様です。
例えば上記のような Microsoft の Webサイト をコピーして貼り付ける.... 普通にコピー&ペーストするとその書式まで貼りついてしまいます。
【コピー & ペースト】
通常の "コピー&ペースト" のショートカットキーは皆さんもご存じの通り、Ctrl+C/Ctrl+V となります。
とりあえず、コピーの操作は変わらないわけですが、普通に貼り付けるときに、Ctrl+V としてしまうと、最初にも書いたように、その書式も貼りついてしまうわけです。
めんどくさいなぁ?と思いつつも、一旦メモ帳など書式を引き継がないようなアプリに貼り付けてから、再度コピー&ペーストしなおさなくってはいけなかったわけです。
そこで登場するのが、今回ご紹介する "Ctrl + Shift + V" です。
ただ "Ctrl + V" とやるより、さらに "Shift" も加えて、 "Ctrl + Shift + V" として貼り付けてあげると、書式を引き継がずにテキストのみコピーが可能です。
【アプリによってはできないこともある】
こうしたショートカットキーによる操作、すべてのアプリで利用ができるものでもなく、実はアプリによっては利用できないものもあります。
例えば、Office 製品。最初に例として紹介した、Word や PowerPoint といった製品でも、Ctrl+Shift+V は利用できません。
なぜか?というと、すでにこのショートカットキーの組み合わせが利用されているからです。
参考までに、それらの製品では、
Ctrl + Shift + C : 書式のコピー
Ctrl + Shift + V : 書式の貼り付け
と設定されているからす。設定を変更することも当然できますが、使用頻度ということから、どちらを優先にするか?という選択になってしまいます。
【コピーや貼り付けのショートカットキー】
これ以外にもコピーや貼り付けにまつわるショートカットキーはいろいろあったりします。Windows 10 だと、クリップボードの履歴何ていう機能もその一つです。コピーされたものを履歴をたどって貼り付けられます。
この機能はすでにご存じの方も多いかと思いますが、Windows 10 October 2018 Update にて提供された新機能。新機能といってももう2年近く前になるわけです。 "Windows キー + V" でクリップボード履歴を呼び出して、履歴からたどって貼り付けます。
これが有効になっていない場合、これを有効にするには、スタートボタン>設定>システム とはいって、クリップボードのところを開くと、右ペインに、"クリップボードの履歴" という項目があるので、オンにします。
コピーしたものを貼り付けるだけでもいろいろあるもんです。しかしそれにしても私にとっては、"Ctrl + Shift + V" のおかげで作業が楽になりました。
ご存じなかった皆様は、ぜひご利用になってみてください。
今後も色々と、作業効率がアップして役立ちそうな、面白そうなショートカットキーを見つけて、ご紹介できればと思います。
<参照>
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