以前に、"Office 製品の更新チャンネルの名称が変わります" でもご紹介しましたが、Office 製品のチャンネル名が正式に変更になり現在の製品に反映されるようになりました。
改めて Microsoft 365 Apps の更新プログラムのチャンネル名 の変更について取り上げてみました。
一般コンシューマー向け製品の場合には、更新チャンネルといっても一つしかないのですが、そのチャンネル名も変更になっています。
-- 一般コンシューマー向け:
・月次チャンネル/Monthly Channel
⇒ 最新チャンネル/Current Channel
-- 法人向け:
・月次チャンネル/Monthly Channel
⇒ 最新チャンネル/Current Channel
・(新設)月次エンタープライズチャンネル(Monthly Enterprise Channel)
・半期チャンネル(対象指定)/Semi-Annual Channel (Targeted)
⇒ 半期エンタープライズ チャネル (プレビュー)/Semi-Annual Enterprise Channel (Preview)
・半期チャンネル/Semi-Annual Channel
⇒ 半期エンタープライズ チャネル/Semi-Annual Enterprise Channel
-- Office Insider 向け:
・Office Insider/Fast Ring
⇒ ベータチャンネル/Beta Channel
・月次チャンネル(対象指定)/Slow Ring
⇒ 最新機能提供チャネル (プレビュー)/Current Channel
** Office Insider 向け製品の場合、上記のチャンネル表示は、Windows 版にのみ展開されています。Office Insider のリリースノートなどご覧いただいてもお分かりいただけると思いますが、Mac 版は、Fast/Slow という区分けになっています。
すでに更新などによって、チャンネル名も変わっているかと思いますが、上記の様になりますのでご注意ください。
また、"Microsoft 365 Apps の更新プログラム チャネルの変更" でも紹介されておりますが、2020年6月9日以降に作成されたテナントの場合、デフォルトのチャンネルは、"最新機能提供チャネル" となります。Office 展開ツール についても、6月9日以降においては今回のチャンネルが反映されます。チャンネル指定のない場合には、デフォルトとなる "最新機能提供チャネル" がインストールされます。
Office 展開ツール も、更新されていますので、最新のものをダウンロードしてご利用ください。
<参照>
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