PC購入時に一緒についてくるプレインストール版の Office 製品の場合、コンシューマー向け製品については、現在ほぼすべて、Storeアプリ版の Office 製品がプレインストールで導入されています。
Word や Excel といったアプリが起動しない...
そんな場合には修復や、時には再インストールなどが必要なことも出てきますが、そうした場合、従来のアプリ(クイック実行版/C2R版)の様に、
コントロールパネル>プログラム>プログラムと機能
と開いて、アプリの一覧を開いても、そこには、"Microsoft Office Home & Business 2019" などといった製品名はおろか、"Microsoft Office〜" といった製品名らしきものすらないはずです。
理由は、"Storeアプリ版" だからです。
では、修正や再インストールを行うにはどうしたらいいのか?
今回はアプリの確認から修復までについてご紹介いたします。
【自分の製品がストアアプリ版かどうかを確認する】
アプリが正常に動作して開けるのであれば、Word などのアプリを開いて、"アカウント" のところを開くと、バージョン情報という項目のところに、以下の画像にあるように、"バージョン2003 (ビルド 12624.20382 Microsoft Store)" とあるように、バージョンの後に、"Microsoft Store" と表示されています。
クイック実行版の場合には、こちらが、"クイック実行" と表示されています。
アプリがエラーで起動できないような場合には、
スタートボタン>設定>アプリ>アプリと機能
と開いた時に、"Microsoft Office Desktop Apps" とあれば、"Storeアプリ版"。"Microsoft Office Home & Business 2019" といった具体的な製品名があれば、"クイック実行版" ということになります。
【アプリの修復方法】
Word や Excel などといった各アプリが正常に動作しない...といった場合には修復などをかける必要があります。
その場合、
1) Storeアプリ版の場合:
スタートボタン>設定>アプリ>アプリと機能
と開いて、"Microsoft Office Desktop Apps" のところをクリックすると、"詳細オプション" という項目がありますので、こちらをクリックして、リセットや修復などを行います。
2) クイック実行版の場合:
スタートボタン>設定>アプリ>アプリと機能
と開いて、”Microsoft Office 365 -ja-jp” などといったご利用の製品をクリックして開いて、"変更" をクリックします。すると Office の修復画面が起動してきます。こちらから、クイック修復、オンライン修復の順で試していきます。なおオンライン修復を実行した場合、インストール時に使用した Microsoftアカウントを求められることもありますので、あらかじめお手元にご用意いただいた上でお試しください。
【再インストール】
再インストールにあたっては、正常に起動しない場合などで、アプリが残っているケースでは、一旦アプリを削除してから再インストールすることになります。
再インストールについては改めてご紹介します。
なお、Storeアプリ版の場合には、再度、Storeアプリ版を再度インストールすることもできますが、アンインストールしたのを機に、クイック実行版に変更してインストールし直すことも可能です。
<参照>
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