今回のお話は、Word for Mac のお話になります。
Word ではよく使用される "変更履歴" という機能。
これを有効にしておくことで、誰が? どこを変更したかが記録されますので、ドキュメントを共有して文書作成などの作業を行ったりする際には非常に便利な機能の一つでもあります。
さて通常、コメントをつけたり、文書を修正したりした際に、コメント欄に作業者の名前が表示されますが、通常ここに表示される名前は、現在サインインしている Microsoft アカウント名 となります。
ですが作業する上で、様々な事情によって、この名前を変更したいという場合には、以下のところから行います。
【名前の変更】
1) メニューバーの "WORD" をクリックして、"環境設定" を開きます
2) "個人設定" のところにある "ユーザー情報" を開くと、名前のところの設定を変更します。
合わせて、"Officeへのサインイン方法に関係なく、常にこの名前を使用する" にチェックを入れて有効にします
3) あとは閉じて再度、コメントなどを加えていただくと、以下の様に設定されたユーザー名になっていることが確認できます
Windows 版の場合、ファイル>オプション とクリックして、Wordのオプション画面を表示させて、
全般>Microsoft Officeユーザー設定
のところから同様に設定を変更します。
Office 2010 までのように Microsoft アカウント サインインを求められない時代には、単純にOffice のユーザー情報が反映されていたわけですが、Office 2013 以降、Microosft アカウントでサインインして利用するようになってからは、コメント欄などに表示されるのは、デフォルトでは、Microsoft アカウント での表示名になるわけですね。
これ自体は、Windows も、Mac も同様で、PC側(Officeの個人設定やユーザー設定)に設定された "ユーザー名" を表示したい場合には、"Officeへのサインイン方法に関係なく、常にこの名前を使用する"(Mac版)あるいは "Office へのサインイン状態にかかわらず、常にこれらの設定を使用する"(Windows版)の設定をする必要がありますのでご注意ください。
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