新しいMicrosoft Edge の自動配信はちょっと延期になりましたが、新しい Microsoft Edge はその後も更新が続いております。
さてこの新しい Microsoft Edge ですが、これまでの Internet Explorer や、Microsoft Edge(レガシー) になかったような新たなセキュリティ強化もされております。
それが今回ご紹介する "望ましくないアプリ" もブロックしてくれる機能になります。
従来より Internet Explorer などでも採用されていた "Smart Screen" という機能に加えて、"望ましくない可能性のあるアプリをブロックする" が提供されています。Ver.80.0.338.0 からの機能になります。
この機能は、Ver.80.0.338.0 から搭載されておりますが、デフォルトでは OFF になっていますので、有効にするには、
設定(...)>設定>プライバシーとサービス
と開いて、"サービス" のところにある、"望ましくない可能性のあるアプリをブロックする" を ON にする必要があります。
ちなみに "Microsoft Defender SmartScreen" はデフォルトで ON となっています。
【「望ましくない可能性のあるアプリ」とは?】
Potentially Unwanted Applications (PUA) と呼ばれるものは、ウィルスやマルウェアとも異なります。
上記にもあるように、「望ましくない可能性のあるアプリケーション (私用) はウイルス、マルウェア、またはその他の種類の脅威と見なされませんが、エンドポイントのパフォーマンスまたは使用に悪影響を与えるエンドポイントに対する操作を実行する可能性があります」(「望ましくない可能性があるアプリケーションの検出およびブロック」より引用)にあるように、よくあるPCの動作を悪くするような類のものですね。
詳細は、
といったところをご参照ください。
これによってどこまで効果があるのかは、今後実際に運用する上での経過を見ていく必要がありますが、"Protecting users from potentially unwanted applications in Microsoft Edge" の中でも触れられていますが、誤ってPUAに含まれているもの、PUAに漏れているようなものがあれば、随時フィードバックしてあげるといいようです。
<参照>
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