Windows 10 に現在搭載されている Microsoft Edge に代わる New Microsoft Edge のダウンロード配信がスタートしました。
当初自動配信される...ともあったので、朝から Windows Update をかけてみたりしてましたが、特に新しくダウンロードできるものがないのでどうなったのかな?と思ってましたが、現時点では自動ではなく自分でダウンロードする必要があるようです。
上記の Windows Blog にもいろいろありますが、英語だと分かりずらい....という方にお勧めは以下のところからの確認です。
1) Microsoft Edge を起動して、[…]>ヘルプとフィードバック>ヘルプ とクリックします
2) "Microsoft Edge レガシヘルプ" の画面には、"こちらから入手できます" という New Microsoft Edge へのリンクがあります
まぁ、もっと簡単なのは以下のリンクをクリックすることなんですが....
もっとも本日を前に、旧来の Microsoft Edge のヘルプページについてはすでに書き換えてあったってことですね。
さてそんなダウンロードページ。あいにく現時点では、英語サイトしかありません。
そして英語版がダウンロードされたら、今度は日本語表示に対応できるように設定する必要も出てくるケースもあるようです。
また注意点もあります。今回は先ずはインストールにあたっての注意点をご紹介します。
【インストールにあたって気になるところ】
・New Microsoft Edge が自動配信されるのか?
本日から配信がスタートした New Microsoft Edge でありますが、当初自動配信されるということで Blocker Toolkit まで用意されていましたが、現時点では自動配信にはならなかったようです。ただしブログによれば、今後数か月の期間をかけて順次自動配信へと向かうようです。
なのでわざわざ手動でアップデートしたくない場合には、そのまま待っていてもOKということです。
・CAN/DEV/BETA版はどうなるの?
今回配信された New Microsoft Edge は、従来の Microsoft Edge を置き換えるもので、CANARY版など、Insider 向けに提供されていたものはそのまま残ります。また引き続き Insider 版として利用することも可能です。不要であれば別途削除する必要があります。
・Windows 7 向けにもあるの?
ご存知の通り、Windows 7 のサポートは、一昨日終了いたしました。ただし一部法人向けには、ESUとして有償でのサポートも続いております。そうしたことを配慮してなのか、Windows 7 向けにも提供されているようです。
・お気に入りなどはどうなるのか?
New Microsoft Edge をインストールすると引き継がれるようです。
・今後の自動配信の対象は?
自動配信される場合でも、その対象は Windows 10 Home / Pro Edition が対象になります。
法人向けなどに提供されている Enterprise、Education、さらには Workstation Pro Edition は対象外です。
会社などで、Home Edition や Pro Edition を利用されている場合で、自動配信されては困るケースでは、以前にもご紹介した Blocker Toolkit を利用して自動配信されないように対処する必要があります。
ということで次回は、新しくなった New Microsoft Edge のインストールについて取り上げてみたいと思います。
<参照>
【関連する記事】
- Microsoft Edge で一部のPDFファイルで日本語の文字が表示されない..
- Microsoft Edge を起動するとフィードが読み込めないというエラーが表..
- Microsoft Edge を起動してもページが表示されない
- Microsoft Edge とアクセシビリティ機能
- Microsoft Edge で新しいタブを開こうとするトラブルも解消?
- Microsoft Edge の BingChat が、Copilot のアイコ..
- Microsoft Edge で、Microsoft Bing の検索結果が印刷..
- Microsoft Edge Ver.116.0.1938.54 の新たな機能
- Microsoft Edge の フィッシング対策がさらに強化!
- 「ブラウザーでOffice ファイルへクイックアクセス」と言う画面が表示される