いよいよリリースまで、ひと月を切った、New Microsoft Edge (開発コード:Anaheim)。
2020年1月15日に正式にリリースされることが発表されたり、また先日も最終ベーター版がリリースされたりと、2020年1月15日に向けて着々と準備が進んでいます。
あとはリリースを待つのみという状況でした。
しかしさて、実際にどういった形で配信されるのか?が、気になるところでした。
さてそんな New Microsoft Edge のリリースに向け、新たにブログが更新されました。
そしてついにその配信方法について明らかになりました。
1) Windows 10 Ver.1803 (April 2018 Update)以降向けに、自動配信されること
2) 自動配信を止めるためのブロックツールが提供されること
3) ブロックツールには有効期限がないこと
4) ブロックツールでは自動でインストールされることは回避できるものの、手動でのインストールは回避できないこと
のようです。もちろんこれは、Windows 10 向けのものです。
当然ながら、Windows 8.1 や、 macOS 向けには個別にダウンロードしてインストールする必要がありますので、自動的にはインストールされることはありません。
そして、今回案内されているブロックツールでは、レジストリに、
Registry key: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\EdgeUpdate
Key value name: DoNotUpdateToEdgeWithChromium
値 | 結果 |
未定義 | 配布はブロックされない |
0 | 配布はブロックされない |
1 | 配布はブロックされる |
といったキーを生成して、自動更新で、New Microsoft Edge のインストールをブロックするか?しないか?を設定できるようにしているようです。
グループポリシーのテンプレートなども用意されていますので、詳細は以下のサイトをご確認ください。
コマンドで行う場合には、
EdgeChromium_Blocker.cmd [<machine name>] [/B] [/U] [/H]
を実行し、
EdgeChromium_Blocker.cmd [<machine name>] [/B] [/U] [/H]
を実行し、
/B:配布をブロック
/U:ブロックを解除
というスイッチにて切り替えるようです。詳細は改めてご紹介させていただきますが、"Microsoft Edge の自動配布を無効にするための Blocker Toolkit" をご覧いただければおわかりいただけるかと思います。
【旧バージョンの Microsoft Edge にアクセスする】
旧Microsoft Edge と New Microsoft Edge の両方が利用できるようにするには、Updateを回避して、ベータ版の New Microsoft Edge をインストールする必要があります。
自動更新で、気が付かないうちに、New Microsoft Edge にアップデートされてしまうと、これまでの、Microsoft Edge が利用できなくなってしまいます。
なので、事前にブロックツールを利用して、自動更新をブロックしておくこと。そして現在公開されているベータ版の New Microsoft Edge をインストールする必要があります。
さて次回は、実際にブロックツールの使い方についてご紹介させていただきます。
<参照>
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