2019年12月14日

Access で、”クエリが破損しています" というエラー が表示される Part 4

一応、トラブル自体は解決しているわけですが、たまたまこれに該当するエラーのPCに遭遇しましたので、その修正手順について取り上げてみました。

今回のトラブルですが、Microsoft Access 2010/2013/2016/2019/365 で発生していたものでした。その経緯は、既にこのブログでも何度も取り上げておりますので、過去の記事をご参考いただければと思います。

そして、その要因は、2019年11月に提供された更新プログラムで、


上記のサイトにある通りでした。その後、順次更新プログラムの提供が進み、現在は解決に至っております。
ですので、Updateして更新プログラムが適用されればトラブルは解決するはずです。


【Access は使っていない?】

Microsoft Access というデーターベースのプログラムを直接ご利用ではなくても、Microsoft Access の Runtime がインストールされていても同様の症状になります。

この Runtime ってどんな形で利用されるか?というと、会計ソフトなどの一部のソフトで、Microsoft Access のデータベースの機能を利用して作成されたプログラムの場合、このプログラムを動かすために、Access Runtime が必要になります。

今回は、たまたま "会計らくだ" というソフトで発生していたものですが、まさにそのケースでした。つまり、このプログラム自体を動作させるのに、Access Runtime が必要になるためインストールされていたというわけですね。もちろんこれ以外にもこうしたアプリケーションは多々あると思われますので、根本的には、ソフトメーカーにご確認いただくのが確実かと思われます。


【対処法】

Access の Runtime も、Access2010用のものなのか? Access2013用のものなのか、さらには、Access2016用のものなのか?によっても異なります。

今回のトラブルについてもそれぞれのバージョンに応じた更新プログラムをインストールする必要があります。


上記のケースのようなMSI版の場合、通常は、Windows Update にて修正プログラムも検出されるかとは思いますが、うまく導入できない場合には、上記のリンクより直接プログラムをダウンロードしてインストールしてみてください。


<参照>




デル株式会社 デル株式会社
posted by クリック at 07:20| 東京 ☀| Comment(0) | Access | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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