先日、New Microsoft Edge (開発コード:Anaheim)の正式なリリース日が、先日の Microsoft Ignite 2019 で発表されたことは以前にも取り上げさせていただきました。
正式なリリース日を控え、先日やはり、一般向けの最終ベータ版の配布がスタートしました。正式リリースの、ひとつ前の最終版になります。
さてそんな New Microsoft Edge ですが、今回は、InPrivate モード で起動する方法について確認してみました。
【InPrivateモードとは?】
"閲覧が終了したときに、閲覧データ (履歴、インターネット一時ファイル、Cookie など) は PC に保存されません" (「Microsoft Edge で InPrivate ブラウズを使う」より) とあるような使い方をしたいときに利用する特殊なモードです。
外出先などで、自分以外のPCを利用する場合などに、履歴などを残したくない場合には、こうしたモードを利用します。
【ショートカットアイコンの設定を変更する】
一度通常起動してから、画面右上の "..."(設定) から起動してもいいのですが、ショートカットをクリックしたら、そのまま InPrivate モードで起動できるようにしておくとひと手間省けますね。
--- ショートカットの設定を変更する:
1) デスクトップ上のショートカットアイコンを右クリックして、"プロパティ" を開きます
2) リンク先のところに表示されているアドレスの後に... 半角のスペースを入れたのち、"-InPrivate" と追加します
こうすることで、ショートカットからの起動については、InPrivate モードで起動できるようになります。
もう一つ覚えておくと便利な点をご紹介します。
通常、ブラウザを起動して、Microsoft アカウントでサインインしている状態で使用していると、仮に他のMicrosoftアカウントでもサインインしたい場合には、通常、一旦現在サインインしているアカウントはサインアウトしてから、別のアカウントでサインインしなおすなどの必要があります。
しかし、この InPrivate モード を利用した場合には、通常モードと組み合わせることで、同時に複数の Microsoft アカウントにサインインすることもできるようになります。
通常モードで起動し、A という Microsoft アカウントでサインイン。OneDrive 上のデータを開いて使用。さらに InPrivate モードで起動して B という Microsoft アカウントでサインインして、OneDrive 上のデータにもアクセスする。こうして2つのアカウントに同時アクセスできるようになるのは便利ですよね。
【更新】
以前、New Microsoft Edge の IE モードでの起動方法についてもご紹介していますので、こちらも併せて覚えておいておくと便利かもしれませんね。
また、同じChromiumベースではありますが、Google Chrome の場合には、ショートカットのところで、リンク先のところに表示されたアドレスの最後に、半角スぺースののち、"--incognito" と入力します。
当然ですが、同じChromiumベースでも、ブラウザごとにこの設定は異なります。
<参照>
【関連する記事】
- Microsoft Edge を起動してもページが表示されない
- Microsoft Edge とアクセシビリティ機能
- Microsoft Edge で新しいタブを開こうとするトラブルも解消?
- Microsoft Edge の BingChat が、Copilot のアイコ..
- Microsoft Edge で、Microsoft Bing の検索結果が印刷..
- Microsoft Edge Ver.116.0.1938.54 の新たな機能
- Microsoft Edge の フィッシング対策がさらに強化!
- 「ブラウザーでOffice ファイルへクイックアクセス」と言う画面が表示される
- デスクトップに表示される「検索ボックス」
- アドレスバーからコピーして貼り付ける際の規定値を変更する/Microsoft E..